ページ

2010年10月13日水曜日

フラワーカンパニーズ『チェスト!チェスト!チェスト!』@水戸ライトハウス

フラワーカンパニーズ全国ツアー
『チェスト!チェスト!チェスト!』
2010/10/11 水戸 ライトハウス
開場 17:30 / 開演 18:00
前売 ¥3,300 / 当日 ¥3,800



ついに始まった、ツアー初日。
そして、サンコンJr.のサポートも初日。
私はただただ、楽しませてもらうだけの人間なのに、
なぜか、緊張してしまうんだな、これが。
ドキドキとワクワクが高じると、こういうことになるんだね。

ライトハウスも初めてだが、
水戸という街に来ることが初めて。
ギリギリの時間で行動するとロクなことがないので、
かなり早めに着くように考えていたのだけど、
何故か途中で、反対方向の電車に乗り間違えてしまい、
たいへんな時間ロスになった。
あぁ、ギリギリで行動しなくて正解。

ちなみに、帰りも、乗り換えの駅でちょっと迷ってしまい、
危うく1本逃すところだった。
私って、何?
自分が、かなりの粗忽者らしいことを再確認した1日となった。



ライトハウスに着くと、外で物販やっていて、
その傍らにありましたよ、千羽鶴(MADE BY ミスコニ)!
中は、小ぢんまりとしたいいハコでしたわ。
というかね、
今日はちょっとばかり、いい位置につけたので、大満足。
竹安くんの足元まで見える~というところ。

ほぼ定刻どおりに客電が落ちて、メンバー登場。
サンコンに声援が飛ぶ。

本日もテンション上げて『脳内百景』からスタート。
そして、いきなりビックリしてしまったのだ。
サ、サ、サンコン!?
なんつうか、音が跳ねてるのよね。
もう笑っちゃうくらい、飛び跳ねるようなドラミング。
すっごい存在感がある。
いいか悪いかは置いといて、もう目が離せなくなる。
こりゃ、今日のライブは特別だわ。

『永遠の田舎者』の間奏、ギターソロのあたりで、
ちょっと危ういところがあったんだよね。
リズムがばらけるというか、サンコンが突っ走りそうになって、
マエさんが、ちょっと苦笑いで上手く立て直してたけど、
ちょっと、冷や冷やしちゃったよ。

『裸の大将』
またレアな選曲だなぁと思ったら、
どうやらサンコンのリクエストのうよう。
リクエストというより、「これ、(当然)やるよね?」
と言われたみたいだけど。
頭上での手拍子が長くてちょっと辛かったわ。
このところ、プチ四十肩なものでね。

圭介は、久々のライブだったせいか、ハリキッていたよ。
特にMCが。
もう止まらなくなっちゃって、タイヘンだったのだ。

最初のMCでは、お馴染みの事情説明から、サポートが豪華だという話に。
「紅白も出てるもんね~」と。
紅白出場者の中では、“一番オレらに近い存在”だけどね、と。
そこから話は、いいとものテレフォンショッキングへ。
もちろん、ウルフルズは出演済み。
実は、フラカンにもチャンスが訪れたことがあるらしい。
曽我部くん→エンケンさん、ときたときにエンケンさんが「次は圭介を」
と、TVスタッフに言ったらしいんだけど、却下されたんだとか。
「そんなヤツ、知らないからダメ」
・・・と言われたかどうかは定かじゃないけど、
圭介の脳内では、そういうことになってるみたい。

ちなみに、フラワーカンパニーズで花は出しているそうで、
ユースケサンタマリアと誰だかのとき2週連続で花を出して、
タモリさんに読み上げられたそうだ。
その時、グレート大興奮だったようです。

サンコンのハリキリぶりを褒めるグレート&圭介。
もうリハーサルから手加減なしで、汗だくになりながら、
『真冬の盆踊り』のフリまでつけて歌ったんだとか。
同じスタジオでリハしてたモノブライトが、その汗だくのメンバーを見て、
ビックリしていたそうな。

『夕焼け』は、そんなサンコンのリクエストで、これまた久々に。




 脳内百景
ロックンロール・スターダスト
永遠の田舎者
裸の大将
はぐれ者賛歌
あの日見た青い空
チェスト!
どっち坊主大会
夕焼け
たましいによろしく
元少年の歌
東京タワー
夏の空
口笛放浪記
深夜高速
馬鹿の最高
NUDE CORE ROCK'N'ROLL
恋をしましょう
YES,FUTURE
En.1
発熱の男
フェイクでいこう
It's Only Roc'kyun'Roll
En.2
真冬の盆踊り
En.3
サヨナラBABY




このセットリスト(順不同)見ると、「発熱の男」からの曲が多いなぁ。
きっと、サンコンがこのアルバム好きなんだろうな~。
リクエストの2曲も、そうだもんね。

そして、初披露の新曲が・・・ない。
レコ発ツアーとはいえ、まだ発売前だからなのか。
とりあえず、収録曲から4曲は演ったけどね。
そして、衝撃の事実が!
『どっち坊主大会』はアルバム曲に落選して、
初回盤限定のボーナストラックなのだそうです。
ええぇーーっ!?
圭介が「べつに入れなくてもいいんじゃない?」と言ったかららしい。
どうせ初回限定盤買うからいいんだけどさぁ、
オマケみたいな扱いにされたこの曲が、なんだか不憫だな~。
好きなのになぁ。

『チェスト!』のサビで、
圭介が空手チョップを表、裏、表、裏・・・と入れるのだが、
もちろん、客側もこれに合せて動く。
後のMCでマエさんが
「あれ、見とると楽しいんだけど、ぶつかりそうで危ないよ」って。
フラカンファンはみんな優しいからいいけど、
もっと荒くれのバンドと対バンのときはケンカになるかも、と言ってた。

で、曲の振り付け(?)の話。
最近ブームの“くるっとターン”は、ミック・ジャガーの真似なんだって。
マエさんの、家で振り付けを考えているんだろ?的な発言に対して、
「あんなの家の鏡の前で考えてたりするわけがないだろ」と圭介。
何も考えずに歌ってると、ああいう動きになるんだって。
それでもって、ミック・ジャガーの動きを真似ながら、
突然竹安くんに「キース、この動きどう?どう?」と迫る圭介。

ちなみに、メンバー紹介ではりきって大声出すのは、
スプリングスティーンの真似。
だから、ミック・ジャガーとブルース・スプリングスティーンを合せたら、
圭介のパフォーマンスが出来上がるそうですわ。

スプリングスティーンは、曲の入りのカウントもすごく大きいんだから。
というMCを受けて、次の曲に入るときのサンコンのカウントが!
ハリキリBOYだ。
これには圭介もニヤリ。

あとなんかMCで言ってたっけ?

そうそう、圭介は中学入学当時、体重が29kgしかなくて、
“未熟児”とあだ名が付けられたらしい。
しかし、そんな身軽さを味方に付けて、懸垂が得意だったようで、
スポーツテストの点数が、マエさんと一緒。
それを聞いたマエさんが「エエーっ!」って不機嫌になったらしく、
「友達だと思ってたのに」といじける圭介。

『たましいによろしく』も久しぶりに聴けたなぁ。
今日は、竹安前のベストポジションで、手元をガッツリ見てきたぜ。
うーん、カッコイイ。
それから『夏の空』でボトルネック使うとこも、ガッツリと。
あぁ、薬指で爪弾いてるんだ~とか、細かいとこまで確認できて、満足。

『馬鹿の最高』から怒涛の終盤戦へ。

キャーーー、ヌードコアきたー!
このギターリフ聴くと、堪らなく燃えるわ~。
お祭り騒ぎが死ぬまで続けば最高なんだよな~♪
お祭り騒ぎは終わりがくるから最高なんだよな~♪
あぁ、歌詞も秀逸!

竹安くんがステージ前に出てきてくれると、超至近距離。
その距離50cmくらいか?
もちろん手を伸ばせば届くんだけど、
ギター弾いてる人の腕とか触るのはマナー違反かと思い、
寸止めにしときました。
圭介も歌いながら、前に乗り出してくるもんだから、
その汗だくの顔を拭いてあげたかったな~。(妄想!)

アンコールはトリプルまでやってくれました。
うきーーっ!


本日のまとめ。
サンコンのドラムは強烈であった。
兵庫さんが、フラカン3+キュウちゃんのライブを見て、
「ぜんぜん別物!」と思ったらしいけど、私はそこまで思わなかった。
けど、+サンコンVer.のフラカンは、確かに別物だったな。
ぜんっぜん悪い意味じゃないからね。
そりゃ最初は、ちょっぴりハラハラもしたけれどね。
サンコン、けっこうコーラスも参加してたし、
MCにも入っていってて(さすが関西人!)面白かったよ。

それでは、ミスター・サンコンJr.様
あと3本も、はりきってお願いします。


2 件のコメント:

  1. レポごちそうさまでした。
    ニヤニヤしながら何度もいただきました。
    このレポを読むとあのライブまでの心配が嘘みたいに吹き飛びます。
    やはりフラカンのライブは生きてますね。
    お祭り騒ぎが死ぬまで続けば最高なんだよな~♪
    お祭り騒ぎは終わりがくるから最高なんだよな~♪
    いいなぁ!NUDE CORE!もうイントロでアガります。
    いいなぁ!竹安前でNUDE CORE!ジェラシー感じるくらいうらやましい。

    確かにサンコンは発熱の男を聴き込んでいる様子でした。
    …にしても、すみませんサンコンが乱れ太鼓になって。(保護者面)
    リズム隊にグレートがいてよかったです;
    お祭り騒ぎとしてはよかったのかもしれませんね。

    レポありがとございました。

    返信削除
  2. >tokageさま
    サンコンのドラム、面白かったですよ。
    ちょっぴり意地悪目線で書いてしまった部分もありますけど、
    お許し下さい。
    「発熱の男」をセレクトしてくるとは、サンコン、
    なかなかやりますよね。
    いいセンスだと思います。

    久々のワンマンだったので、思う存分楽しんできました。
    本当に、お祭り騒ぎでしたね。

    返信削除