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2011年7月21日木曜日

J-MELO Taiban 2011 Summer@NHK

J-MELO Taiban 2011 Summer
2011年7月20日(水)NHK放送センター(101st)
<出演>
渡辺香津美/Char/子供ばんど/Alice Nine
/ソノダバンド/OKAMOTO'S




このクジ運のない私が、当たったのよ、抽選。
なんというミラクル。
神様、ありがとう!
おかげで、もうめいっぱい楽しませてもらったわ。

予定では3時間の収録時間だったんだけど、
結局、30分くらい押して、3時間半。
普通のライブと違って、カメラ止めたり、チェックしたり、
流れが中断することが多かったわりには、
かなり楽しめたよ。

放送前なので、サラッと感想を。



OKAMOTO'S
あれれ?
なんなの?このドAWAY感。
見たところ、若いお嬢さんもそこそこいるんだけど、
みんなOKAMOTO'Sのファンじゃないの?
ええーっ!?

トップバッターということで、お客もまだあったまってないのか、
決してパフォーマンスは悪くないのに、
みんなノリがよろしくない。
しょうがないので、オバサンがんばっちゃったよ。

だって、いきなり『恋をしようよ』を持ってきたんだよ。
もうアクセル全開でとばしていけってことでしょー。

そうです。
フロアの中ほどで、「レイジ~!(きゃー!)」と
異常に盛り上がってはしゃいでたオバサンが私です。
周りにいらっしゃった方、お見苦しくて申し訳ありませんでした。

あっ、新曲カッコ良かったね。




ソノダバンド
名前だけは聞いたことあるような、ないような。
響きは、子供ばんど、と同じだね。
OKAMOTO'Sより年は上だけど、まだデビューして半年だとか。

えーっと、6人いたっけ?
編成は、ドラム、ギター、ベース、キーボード、
ヴァイオリン、チェロ(?)のインストバンド。
ボーカルの代わりにヴァイオリンがメロディーを歌うような感じ。

最初の曲が変拍子で、
同じモチーフをしつこく展開していくパターンの曲で、
妙に変態チックで気持ち良かったですわ。
あとの2曲は、もっとあっさりと爽やかな曲調だったけどね。

とにかく上手かった。




Alice Nine
もちろん、お初のヴィジュアル系バンド。
今まで、いろんなライブを観てきたけど、
いわゆるV系といわれる方々は、本当に初めて。

いかにも、それ系のファンの子たちが
「アリスナイン好きですか?」と
後ろから声をかけてきたので、
どうぞどうぞ、と前のスペースを譲ってあげた。
私の周りに大勢いた、子供ばんどTシャツの人たちも、
同じように、どうぞどうぞ、とゾロゾロ後退。
気が付けば、私達の目の前は、
ほとんどアリスナインのファンで埋っていた。

でね。
ステージ上よりも、このファンの子らを見てて楽しかったわけ。
ほんっと、面白い!
ちゃんとお決まりの振り付けがあって、
これが、まあ、パラパラっぽいフリなんだけどね。
たぶんヘッドバンキングをイメージした
頭を大きく振る動きを、女の子たちが揃ってやってるのが
可笑し、いえ・・・微笑ましかったよ。
なんか形骸化した、形式美のようなヘドバンでね。

周囲にいた子供ばんどファンのみなさんも、
私と同じように、ステージじゃなく、彼女達に注目してたみたい。

あー、こういう世界があるんだなぁ、と新鮮な驚きだったね。




子供ばんど
前の方にいた女の子達が続々とさがってきたので、
子供ばんどファンが前方へギュウッと押し上げる。
なんか、見事にお客が入れ替わったね。
オッサン多し!

NHKに出るのは、1981年(?)のレッツゴーヤング以来だとか。
懐かしい~!
他バンドのファンの若い子に向けて、
「帰ったら、お父さんやお母さんにきいてみて」
みたいなこと言ってましたな。

セトリとかは、書くの控えとくけど、
夏だからねぇ、当然、あの曲、演るよねー。
「あんたはまだまだ子供だよ♪」と。

JICKはステージ中を動き回って、フロアの端っこに下りてきた。
それでこそ子供ばんど、というパフォーマンス。
さすがに、スピーカーには上らなかったけど。

と、JICKの熱いパフォーマンスをチラ見しつつも、
私の視線はもちろん、トーベンさんにロックオンですわ。
ベースを持つトーベンさんは、一段とカッコいいんだもの。
そして、首、というか、あの喉仏のあたりが、
たまらなく色っぽくてね、釘付けでしたわ。
どんなフェチやねん、私。

全部で3曲。
最後は例の新曲、ね。
JICKとトーベンさんのボーカルの掛け合いがいい感じ。
ライブでもっと育っていく予感の曲だな。

ああぁ、でも、3曲なんて、あっという間。
ぜんぜん物足りないよ。
早く、ツアーやってくれ~!




渡辺香津美&Char
と、ここからは、前の4バンドとは違うシリーズの番組になるらしい。
まぁ、生で観てる方にとっては関係ない話なのだが。

けど、まぁ、なんとも贅沢な取り合わせ。
まさに、ギターレジェンドのお二人だからね。
ギター好きにはたまらんよ。

Charは、生で何度も観たことあるし、
香津美さんも前に、マーティンのライブで観たけど、
こんな近くで観られるなんて、夢のよう、ホント、贅沢。
結局、かなりステージ前まで突っ込んでってしまったからね。

とくに香津美さんの手がよく見えたんだけど、
あんまり大きい手ではないんだよね。
なのに、滑らかに動く指からクリアな音色が響いてくるんだよ。
感動的なまでに美しい運指でしたわ。

Charは、そのギターを抱えた佇まいが、もうレジェンドだわ、
というカッコよさ。
「あの年で、あんなにナポレオンJKが似合う人はいない!」
と、私の隣の人が言うておられましたな。
たしかに。




そんなわけで、盛り沢山の3時間半、無事終了。
いやー、これ、チケット売ったら、相当高い値がつきまっせ。
うん、満足、満足。

3 件のコメント:

  1. おっさん、万歳!

    演っているおっさん達も
    観ているおっさん達も輝いていましたね。

    かなりの長時間立ちっぱなしだったのに
    全然疲れを感じなかった。
    最後のセッションの時なんぞは
    幸せ過ぎてニヤニヤしてしまいましたよ。
    あんなステキなライブが無料だなんて!
    誘って下さった方に足向けてはnemureません。

    それにしても・・・Charったらカッコ良すぎですぅ~。

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  2. なんて贅沢なライブ。

    ああChar~!
    哲学的なギターだと思います。
    アルバムMUSTANG聴きたくなりました。

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  3. >りーさん
    楽しんでいただけたようで、お誘いした甲斐がありました。

    若者もいいけど、最後はオッサンですね。
    若くてカッコイイのは当りまえだけど、オッサンがカッコよくあるためには、中身がないとダメですからねぇ。
    ・・・と中身のないオバサンは、しみじみ思ったのでした。

    >tokageさん
    ええ、贅沢させていただきました。
    Charを見るのは久しぶりで、
    ギターはもちろん、声とか話し方が好きだったのですが、
    そこも変わってなくて、素敵でしたよ。

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