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2012年3月11日日曜日

3.11

今日、3月11日。
たぶん、ブログを書いている人の多くが、今日、
あの日を振り返り、それから1年たった現在を見つめる記事を
書いていることだろう。

私も自分なりに思うことを少しだけ。

あの日を境に世界は変わってしまった。
実際のところ、会社に行って仕事して、ライブに行って、
ビールを飲んで、猫と遊んで、という基本的な生活は、
1年前と変わらないように見えるけれど、
私が感じる世界の手触りは、1年前とは違うものなのだ。
それは私という人間の中身が変わってしまったから。

周りの人達だって、前と変わらないような顔して生活していても
そう思ってる人は多いだろう。

不安と悲しみと焦燥と少しの希望が混ざり合った感情の塊が
いつでも心の片隅に鎮座している。
重しのように、でーんと。

それまで40年も生きてきた自分は何者だったのだろうか?
3.11以前の自分には決して戻れないだろう。
戻りたいのかどうかも、よくわからない。
ただ、昔の自分に縋りつきたくなることはよくある。
変わったことを認めたくなくて。

でも確かに変わってしまったのだ、私も、世界も。
それを受け入れるしかない。

変化を受け入れない人は見苦しいものね。
旧来どおりの利権やらなにやらを守るために必死になって、
過ちを認めて謝罪することすらしないなんて、本当に醜い。




さて、今から夜ストのライブに行ってきます。

ミウラさんがツイッターで、3/11にライブをやるのは
良くなかっただろうか・・・ということを呟いておられたので、
そんなことない。楽しみにしてます。とリプライをした。
けれど、140文字で言いたいことを伝えるのは難しい。

もし「不謹慎」だと言いたい人がいるのなら、言わせておけばいい。
いろんな思いを抱えた人がライブハウスに集まって、
共に、夜ストの音楽に魂を震わせるのだ。
そんな追悼があってもいいじゃないか。

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