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2012年10月29日月曜日

MANNISH BOYS@STUDIO COAST

MANNISH BOYS Presents
CRAZY FRIENDS' COMING TO TOWN
GUEST:阿部真央 / 細美武士
10.22 (Mon) 新木場 STUDIO COAST
OPEN 18:00 START 19:00
¥5,250(ADV.) 1drink別途



前日のフラカンの興奮も、まだ冷めきらないままの状態で、
新木場へ出かけた。
ライブが続くと、体は疲れていても、
気分はハイになっているので、体力的にはOK。
その分、後でくるんだけれど。


およそ一月前に、ツアー初日を観て以来のマニッシュボーイズ。
本日はいよいよ、ツアーファイナル。
さて、どんな風に進化して戻ってきているのか。
非常に楽しみ。


客電が落ちて、まず、せっちゃんと達也さんが登場。
初日はなかったんだけれど、
ホスト役として、最初にMCをするという流れができていた。

二人の仲良さげなMC、なかなか面白い。
一応、ゲストを紹介する内容を喋っているんだけれど、
そんな内容なんかはどーでも良くて、
四十代半ばのおっさんが、ほのぼのと
楽しそうにやり取りしてるだけで、ほっこりしますわ。




阿部真央
一番手は、若くて可愛らしい、阿部真央ちゃんから。
アコースティック・ギター一本で弾き語り。

最初に彼女が、ギターをジャンと鳴らした瞬間、
観客の気持ちをガシッと掴んだんではないだろうか。
すごく迫力のあるパーカッシブなギターのカッティングで
その可愛らしいルックスとのギャップに驚かされる。

ヴォーカルは、私の好みではないのだけれど、
なかなかパンチが効いていて、聴かせるのが巧い。

「三丁目、三丁目・・・」というストーカーの歌が秀逸だった。
狂気を明るく歌ってる姿は、ちょっと神懸かっていて、
聴いててブルッと震えてしまった。




細美武士
初めて観たんだけれど、想像と違って、
面白いお兄ちゃんでしたわ。
もっと繊細で、神経質そうな人なのかと思ってたのに、
まさか、せっちゃんも顔負けの超下ネタが披露されるとは・・・。

アコギの弾き語り。
マイクは2本立っていて、ノーマルとエフェクト用だったみたい。
一人で歌いながら、コーラスが入っていたから。

途中からサポートとしてウエノくんと堀江さんが入って、
ハイエイタスのナンバーを何曲か。
ウエノくんは座りでアコベを弾いていた。
あっ、私、ウエノくんのベース聴くの初めてだったんだ。
うーん、どうせアコベ弾くのなら、武藤ウエノが観たいなぁ、
なんてこと思ってしまった。

3人揃ってのMCで、ウエノくんが「オレも金髪にしようかな」
「そしたらマニッシュボーイズに入れてくれるらしい」と言うと、
マニッシュにサポートで参加している堀江さんが
「俺は、白いから入れたんだよ」ですと。
えっ!マジで!?と、ちょっと羨望の眼差しを向ける二人。
なんかあの二人、慕われてるみたい。
というか、毎回打ち上げが相当楽しいことになってるらしい。

エルレとか、まったくわからないので、
最後にみんなで大合唱した歌も知らなくて、
しかも英詞だから、覚えられないし、参加できなかったけれど、
決して、冷ややかに見ていたわけではないのだよ。
熱いハートは、ちゃんと伝わったからね。




MANNISH BOYS
さて、いよいよマニッシュボーイズ。
基本的にセットリストは、初日と変わらず。
最初にせっちゃんがフライングVを持ってスタートしたのは、
前と変わったとこ。

前回はフロアの後方から、全体を鑑賞したから、
今回はもっと前線へと繰り出してみた。
おかげで、視界はとても悪くなったけれど、雰囲気は悪くない。
できれば、もっと激しくモッシュが起こってくれた方が、
移動しやすいからいいんだけどなぁ。
なぜか、ガッツリと背の大きい男子に囲まれた中にハマッてしまい、
達也さんがほとんど見えないという、残念なことになっていた。
でも、彼らが本当に楽しそうにしていたから、許してやる。(←何様)

「マニッシュボーイズ小学校の卒業式へ、ようこそ!」
ということで、今日のファイナルで小学校卒業らしい。
「そろそろ髪の根元も伸びてきたしね」
「中学校行く前には、黒に戻しておかないと」
どうやら、髪は黒く戻すみたいね。
せっちゃんは黒い方がいいけど、
達也さんは今の髪型がよく似合ってるので、もったいない気もする。

ギターチェンジも、確認しづらかったんだけれど、
『バカにすんなよ』でドブロ登場。
ドブロでスライド、なんて素敵な組み合わせ。
そこに達也さんのドラムまで。
痺れるぜ~。

「バカにすんなよ」ネタ。
せっちゃんの息子は達也さん贔屓らしく、
打ち上げの席で一緒になったときも、ずっと膝の上に乗ってたとか。
家でマニッシュのライブ映像を見てても
「たっちゃん、たっちゃん」とずーっと言ってるとか。
最近は「とーちゃん」より「たっちゃん」と言う方が多い。
バカにすんなよ!

達也さんの「バカにすんなよ」
まだオープンしたばかりのディズニーランドにやって来たとき、
当時モヒカンだった達也さんは、入場ゲートで止められて、
「インディアンカット(!)のお客様は、ご入場いただけません」
と言われたそうな。
バカにすんなよ!
で、仕方なく、グーフィーの帽子を被っていたら、
中国人の団体にせがまれて、シンデレラ城をバックに
記念撮影大会になったとか。
どこに行っても、人気者になっちゃうのねー。

『Dark is easy』のときのアコギ、初めて見たなぁ。
ナチュラルのボディにペイントがしてあった。
相変らずのカッコいいイントロに悩殺される。
ギターのカッティングはもちろんのこと、
達也さんのドラム、とくにシンバルの音がいいわぁ。
径の小さいシンバルの音が、シャン、っと切り裂くように響く。
でも、冷たい感じじゃなく、むしろ暖かい。

「エイミー・ワインハウスに捧げます」と『Oh Amy』
そうか、そうなのか。
この前もMCで言ってたはずなのに、
聞き流してしまってたわ。


アンコール。
まずは、二人のポジションチェンジから始まる『ないない!』
んー、パンキッシュだ。
何より、達也さんのパフォーマンスに魅せられてしまう。
黒縁のメガネをかけて、例の野田総理のコメントを
読み上げるわけだけれど、ウマイ、ヘタを超えて、
人を魅了する華があるのだ。
だから、役者として声がかかることも多いのだろうなぁ。
最後に原稿を破いて、口に入れてしまうところが、
可愛らしかった。

そして、今日の出演者が全員出てきてセッション。
これがまた、めちゃくちゃカッコよかった。
大人の余裕で、演者たちが何より楽しんでいるのがいい。
達也さんの仕切りで、それぞれソロを回していくのだが、
それぞれを紹介するコメントがイカしてたな。
忘れちゃったけど。

一旦、ジャーンと終わりかかっていたところ、
ウエノくんが、ダダダダと弾き始めたので、
みんな苦笑しながらも、もうひと回し。
終わってしまうのが寂しかったんじゃないだろうか。
もちろんフロアの私たちも、終わらなければいいのに、
と思っていたよ。



MANNISH BOYSのテーマ
LINKEYLINE
Mach Venus
カーニヴァル
バカにすんなよ
Dark is easy
LOVE & LOVE
DIRTY BUNNY
Oh Amy

あいされたいやつらのひとりごと
MANNISH BOYSのテーマ

ないない!
ざまみふぁそらしど



最後に『ざまみふぁそらしど』が終わって、
「今度は、マニッシュボーイズ中学校で会いましょう!」って。

あー、新学期はいつやって来るのだろう。
早くも待ち遠しくて仕方ない。

2 件のコメント:

  1. サバンナを颯爽と駆けるライオンのたてがみを思わせる金髪。そして、ドラムを叩きながら乱れていく髪型に、なんとも言えない艶やかさを感じました。
    いやはや、達也さんの素敵さは形容する言葉がありません。せっちゃんのギターとはじゃれあうような楽しさあり、真剣勝負みたいな緊迫感あり、受け入れたり挑発したり、本当に目が離せませんでした。もっと“かぶりつき”で見たかったけど、ドラマーを見る大変さを痛感!翌日、首筋がどえりゃーことに…(^_^;)

    実はこのライブ、なぜ出掛ける気になったのか謎の部分があったのですが、完全に“呼ばれました”ね。新しい恋に落ちてしまったみたいです。うふふ。中学校は義務教育だもの、ちゃんと進学してもらわないと!!

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  2. >サフィレットさん
    あらー、達也さんに惚れちゃいましたか?
    そりゃ惚れるよねぇ、あんなステージ見せられたら。
    でも、あんなにお茶目で素敵な達也さんが見られるのも、“MANNISH BOYS”だからなんですよね。
    だから、中学校の入学が待ち遠しいのです。

    あっ、4ピースのバンドでドラマーを見るのは、もっと至難の業ですよ。
    もちろん、某半裸集団のことをいってるのですが・・・。

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