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2013年3月12日火曜日

251 presents~MIX? PHONEMICS!@CLUB251

"251 presents~MIX? PHONEMICS!"
3月8日(金)下北沢 CLUB 251
fringe tritone / MAGUMI AND THE BREATHLESS
/ THE GROOVERS
18:30開場/19:00開演
前売3300円/当日3500円(ドリンク別)



まさか、グルーヴァーズがトップバッターだとは
予想してなかったのだけれど、ステージのセッティングを見ると、
紛れもなく見覚えのあるギターが鎮座していた。
fringe tritoneのファンだというお嬢さんが、
最前列の端っこを譲ってくださったので、
一彦さん前の最前で鑑賞させていただいた。
ありがたや~。



THE GROOVERS
いつものSEで、3人がステージへ。
一彦さんはサングラスかけてなかったな。
どうせ、途中ではずしちゃうんだけど、
最初からかけてないのは珍しいね。

スタートは『Groovaholic』
定番の安定感を味わう。
気持ちいいわ。

で、2曲目の『境界線のエンジェル』で、グイグイグイっと
惹き込まれた。
ギターの16カッティングが入るたびに、
うきゃっ、と小さな悲鳴を上げてしまう。
あの音が、私の中のスイッチを押すらしい。
何のスイッチかは謎なんだけれど・・・。

今日は特に、ヤスチカさんのドラミングが
冴えてたように思う。
タメとかクイの絶妙な間が、ビシっと決まってて、
グルーヴァーズの活きのいいグルーヴを手際よく捌いていた。
まるで、年季の入った板前さんの職人技のようで、
カッコよかったなぁ。

数少ないMCで、
「マグミさんや本田兄弟と同じステージに立てて光栄です」
と言ってたんだけれど、その本田兄弟の兄が
あのパーソンズのギターの本田さんだとは、
このときは、まだ知らなかったのだよ。

新曲もいい。
『存在理由』は、毎回のようにライブで演っているので、
どんどん仕上がっていく感じが伝わってきて、面白い。
早く形になるといいなぁ。
今年中には、間違いないですよね?
超・期待しとりますよ。

『スマイル』とか、たまら~ん。
あのジャジーなおしゃれコードが、たまら~ん。
ハイフレットの1センチ幅の中を繊細に動く
一彦さんの指が、たまら~ん。

『グッド・モーニング・シャングリラ』では、
マグミさんより年下の 大統領が笑ってる~♪
と歌ってましたわ。

ギターをTruthのテレキャスに持ち替えたので、
スローバーラード系の曲だろう、と思って身構えると、
予想通り、しっとりとしたイントロが奏でられた。
『遥かなる』
バラードを弾くときの一彦さんのセクシーさは、
ありゃ、なんなんでしょうか!?
見蕩れてしまうわ。
テレキャスのネック裏の曲線までが、艶っぽく美しく見えたよ。
その艶っぽいギターの上にのっかる無骨な歌に、
息苦しいほどキュンとときめく。

ラストナンバーは『狂おしきこの世界』
なんとなく、この曲はライブのオープニングのイメージが強くて、
これがオープニングで、もう1ステージ分やってくれたらいいなぁ、
なんて勝手なことを思いながら聴いていた。


Groovaholic
境界線のエンジェル
(新曲)
存在理由
スマイル
乱気流ガール
グッド・モーニング・シャングリラ
遥かなる
狂おしきこの世界


短い時間に、ぎゅっとグルーヴァーズらしさを詰め込んだ
素晴らしい内容だったわ~。
なんだろうなぁ、あの濃密な空気は。
レコーディングが順調にすすんでいるのかな?
バンドの充実ぶりが、遺憾なく発揮されてたように感じた。

あら、ボブさんの描写ゼロだった。
ごめんなさい。
素敵でしたよ・・・たぶん・・・。



MAGUMI AND THE BREATHLESS
レピッシュは、一度だけライブを観たことがある。
もう17年くらい前になるかな。
ハイロウズとの対バンで、クラブチッタだったなぁ。
マグミを観るのは、それ以来だわ。

パーカッションとキーボードが入ったバンドの編成で、
ステージの上が賑やかだ。

音楽性は多彩。
レンジが広いな~。
ハードロックやら、サイケやら、昭和歌謡風やら・・・。
マグミのステージングは、
フロントマンとしての自信に満ち溢れていて、
ファンでなくても、思わず魅入ってしまう瞬間が多々あった。
やっぱり、バンド・ブームを生き残ってきた猛者なのだなぁ。

翌日が上田現ちゃんの命日ということで、
『さくら さくら』を歌ったマグミ。
メロディーの美しい歌だ。

そういえば、17年前に一緒にチッタへ行ったMちゃんは、
レピッシュのファン、中でも、現ちゃんファンだったなぁ。
Mちゃんは、今もレピッシュの音楽を聴いてるのかなぁ。
そんなことを思いながら、聴いていた。



fringe tritone
チラッとアー写を見たら、若そうな雰囲気だったから、
まさか、パーソンズの本田さんのバンドだとは思わなかった。
「昔、レピッシュとパーソンズでツアー回って・・・」
というマグミのMCで、初めて知って、すっごくビックリ。

当時、レピッシュはまったく聴かなかったけど、
パーソンズは結構好きで、よく聴いてたんだもん。

ギターとベースが本田兄弟。
ギターヴォーカルとドラムが齋藤兄弟。
で、この齋藤兄弟が、まだ若くてイケメン。
若い女子が多かったのは、このせいだったのか。

後ろへ下がって見ていたので、オーディエンスの動きも
楽しませてもらった。
なんか、よく似た光景を最近見たなぁ、と考えてみると、
クリープ・ハイプのときだわ。
みんながタテのりで跳びながら、腕を左右に振っている。
ちょっと・・・気持ち悪い。

カミングアウトしよう。
まったく批判ではなく、個人的嗜好の問題なので許してね。
私は、4つ打ちが・・・大キライ・・・なのである。
あのリズムにのせると、どんな素晴らしいメロディーも
安っぽくなって、台無しになる・・・という気がするのだ。
音に合わせて跳んでるオーディエンスの動きが揃ってるとこが、
その気持ち悪さを、さらに増幅させる。

4つ打ち好きの人がいたら、ごめんなさい。
でも、これは仕方がないことなのだ。
私の音楽的好奇心が一番旺盛だった育ち盛りの頃に、
こういう音楽を聴いてこなかったんだもん。
つまり、私の音楽DNAには、まったく組み込まれていないんだよ。
しょーがないよねー。

そんなわけで、ギターの音、ベースライン、その部分だけを
抽出してしまえば、カッコいいな~、と思うのだが、
全体的にはダメだったなぁ。
いや、バンドの演奏はいいんだけどね。
私の中には入ってこなかったのよ。
ヴォーカルくん男前なのになぁ、残念。



帰り際、グルーヴァーズの3人が外に立っていて、
ひじょーーーに舞い上がってしまい、
あたふたしてるうちに、サインを貰うチャンスを逃してしまった。
あー、残念。
やっぱり、普段からサインペンを持ち歩かなきゃダメだね。

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