フラワーカンパニーズのライブ盤
「@WWW -2013.1.23 Premium Live “Beautiful Dreamer”-」
(長いタイトルだなぁ・・・)
1月のプレミアム・ライブを収録したもの。
この現場に自分もいたんだなぁ~、としみじみしながら
噛み締めるように聴いた。
当然、生配信されたUstreamは見られなかったのだけれど、
再配信された映像を見て、追体験してみると、
忘れてたわけじゃないけれど、取り出すきっかけを
失くしていた記憶がボロボロと蘇ってきて、感動ふたたび。
そこから、また音源に戻って聴きなおしてみると、
味わい深さが増していた。
フラカンのライブ盤なのに、MCがないなんて、
ちょっと物足りないなぁ・・・なんて思っていたけれど、
それは、必然だったのだということに思い至る。
MCは、生もので、賞味期限があるものだ。
それに引きかえ、あのライブ演奏は永久保存版だから、
バランスがとれないもんね。
細かいこといえば、
気になるところも幾つかあるのだけれど、
些細なことなんて、ふっとばすくらいの迫力のある音。
とくに、ストリングスが入ると、一気に展開がドラマチックに。
ゾワゾワっと、鳥肌が立つ。
泣きそうになる。(ってか、泣いてるけど)
一番たまらないのは『春色の道』
今までにも増して、この曲のことが、もっと好きになった。
中森さんの弾くバッキングの音が、優しすぎて泣ける。
そこに嬉々として絡んでいく竹安のギターが、
無邪気すぎて、これも泣ける。
緊張感からの解放、終わってしまうことに対する一抹の寂しさ。
全ての思いが、溢れ出して、浄化していく。
なんともいえない幸福感に包まれる。
そして、私は自分の涙で溺れそうになる。
最後に『サヨナラBABY』で
のびのびとした圭介の声が聴けるのも、いいね。
この「実家感」は、フラカンには不可欠のものだからね。
とにかく、あのUstが見られたおかげで、
CDには収録されていないところを頭の中で補いながら
楽しめるようになったのは、大きな収穫だったなぁ。
そのフラカンのアルバムにも大貢献している
渡辺シュンスケくんとスパム春日井さんが、
バンドで参加したアルバム。
佐野元春 & THE COYOTE BAND 「Zooey」
これは、もう、私なんかはとやかく言える立場ではない。
純粋な元春支持者ではないので。
しかし、まあ、カッコいいわ。
ドーンと胆の据わった王道のロックであり、ポップである。
当然のことながら、完成度は高い。
門外漢の立場で、ひとつ言わせてもらうとするなら。
深沼さんのバッキング・ボーカルが効いている。
元春の声質ととてもマッチしていて、気持ちいいのだ。
あと、ひとつだけ。
『スーパー・ナチュラル・ウーマン』を聴いて、
耳を疑ってしまった箇所があった。
まさか、元春の口から、そんなイヤラシイ単語が発せられるとは・・・。
いや、部位の名称としては正式なものだから、それをイヤラシイと
感じるのは聞き手側の問題なんだろうけど、
やはり、ショッキングでインパクト大。
「その柔らかなヴァ〇ナ」って・・・。
さてさて、今度は新着のDVDを鑑賞しましょうか。
その感想などは、次回に。
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