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2013年3月25日月曜日

春の新譜まつり~その1

なぜか、3月は新譜のリリース・ラッシュ。
やっぱり、春は新しいものが生まれる季節なのかなぁ。
何枚買っても、白いお皿の一枚もらえるわけでもないのに、
せっせと買い込んでいる今日この頃。

・・・というわけで、感想を簡単に書こうと思う。





まずは、アニメーションズのライブ盤
「ANIMATIONS LIVE!」



ライブ会場の先行販売で購入。

そのときのライブについては、以前に書いたとおり、
すごく興奮させられた、いいライブだったんだけれど、
その翌日、このライブ盤を聴いてみて、おやっ、と思った。
私が「熱い!」と思ったあのライブよりも
さらに、激熱のステージが目に浮かぶような録音だったのだ。

印象的なのが、盛んに「来い!もっと来い!」と
フロアを煽る奇妙くんの声。
その言い方で、すでにフロアが沸々と沸き上がっている様子が
伝わってくる。
この会場にいた人に、嫉妬してしまうほどだ。






そして、奇妙くんのソロアルバム
「HOLE IN ONE」



これも同じライブ会場の物販で購入。
こちらは、今のところライブ会場の限定発売。

奇妙くんの歌とギターだけで録音されたこのアルバムは、
まるで、プライベート録音とか、デモ音源のような感触。
アニメーションズで、あの熱狂の中心にいた人とは思えないような
乾いた歌声は、冷え冷えとするような透明感を湛えている。

不特定多数の聴き手の為ではなく、
眠れない恋人の為に語る寝物語のような親密さに
ドキドキしてしまう。
※取扱注意!うっかりしてると惚れます!

かといって、スウィートなだけではなく、
奇妙礼太郎の核となる(と私が勝手に思っている)
もどかしさ、歯痒さ、焦燥感、自由への渇望、といった要素も
ちゃんと聴こえてくる。
・・・あたりまえか。
奇妙くんの声の中にこれらの成分が含まれてるんだもんな。

ちなみに、奇妙くんの歌う女歌が好きなので、
『あなたただひとり』にキュンキュンしまくっている。

んー、聴けば聴くほど、愛しさが増していく
愛すべきアルバムだな~。






【番外編】
この2枚よりも前、2月に買った1枚の音源について、一言。
このブログにも書いたけれど、ライブ後、ご本人から購入した。
かみぬまゆうたろうくんのワンコインCD-R。
「初期のかみぬまゆうたろう」

写真とるの忘れちゃったので、画像はなし。

これも、基本的にかみぬまくんのギターと歌のみ。
(鍵盤の音も少しだけ入っているが)

ライブを見たときに感じたことだけれど、
まっすぐに堂々と立って、朗々と歌う姿は、
凛としていて、品のよさがある。

でも、彼の歌は、決して晴れやかに突き抜けるのではなくて、
曇り空のイメージだ。
どこかわりきれない、引っかかりがある。

ギター愛がひしひしと伝わってくるのも良い。
垢抜けないメガネ男子な風貌も良い。(←失礼)

このCD-R、悪くはないのだけれど、
ライブで聴いて、印象に残った何曲かが、
収録されていないことが不満なのである。

というわけで、
今日は、かみぬまくんのライブに行ってきます。
あの曲が聴けるといいなぁ。


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