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2014年8月7日木曜日

第三回吉祥寺祭り~真夏のビールフェスタ~@STAR PINE'S CAFE

第三回 吉祥寺祭り ~真夏のビールフェスタ~
イノトモ / WATER WATER CAMEL / おおはた雄一
/ 栗コーダーカルテット / SASAKLA / TICO MOON
/ tricolor(duo) / 湯川トーベン[Vo.Gt](member:おおはた雄一[gt],
岩見継吾[Ba],田嶋ともすけ[Dr].藤原マヒト[Pf])
8月2日(土) 吉祥寺 STAR PINE'S CAFE
OPEN 17:00 / START 17:30
¥3300 / ¥3800(+1drink)



これもトーベンさんが主催のイベント。
毎度のことですが、こういう出演者の多いライブでは、
トーベンさんの存在感が際立つんだよなぁ。
主催者でもあるし、当然と言われればその通りなのだが。

では、出演順に一言ずつ。

tricolor
本当は3人のグループらしいが、都合により今回はduoで。
フィドルの女性と、ギター&アコーディオンの男性による
アイリッシュミュージック。
サポートのドラムで、ともすけくんも登場。
コンサルティーナというアイルランドの民族楽器、
ルックスが愛らしいですな。
最後に、SASAKLAさんと一緒に『クランベリーの庭』を披露。

SASAKLA
SASAKLAさんの伸びやかな声は、涼しい風に吹かれてるようで
たいへん気持ちよい。
栗コーダーの近藤さんと『顕微鏡で覗く世界』を
「ハンドマイクで歌います!」と披露してくれたけど、
マイクはスタンドに挿したままで歌ったので、
2階席のトーベンさんから「ハンドマイクじゃなかったぞ!」と、
ダメ出しされてしまった。

湯川トーベン
お馴染みとなってきたバンド編成で登場。
本当に、このバンドいいわ。大好きだ。
トーベンさんとおおはたくんが向かい合って、
わちゃわちゃとスクラッチ合戦などをしてるのを肴にして
美味しいビールをいただく・・・なんという贅沢な時間!

『食パンとミルク』は、このバンドにピッタリの曲だなぁ。
緩くて、可愛らしい。
トーベンさんのソロでも、もちろん素敵なのだが、
間奏の即興っぽくジャムるところは、バンドだと
より一層、カオス度が増して楽しいのだ。
トーベンさんとおおはたくんだもんね、自由人だもんね。
コーラスもオーディエンス抜きで成立するしね。

どの曲のときだったか、トーベンさんがギターを置いて
一瞬だけハンドマイク(小指は立てる!)で歌って、
きっちりとお手本を見せてくれたよ。
小指が大事!


どこまで行こう
食パンとミルク
おはよう今日一日 君は何しているの
ドライヴ


TICO MOON
以前、とーべん祭りにも出演されていたハープとギターのお二人。
ハープって、ブルースハープじゃなくて竪琴の方ね。
そのハープを弾く手指の動きのなめらかさに見蕩れてしまう。
こりゃ、神話の中の女神や妖精に持たせたい楽器ナンバーワンだわ。
優雅なことこの上なしだわ。

イノトモ
そういえば、さっきトーベンさんが「暑苦しいのは今だけ。
後は涼しげな、爽やかな人たちが続きますから」と言ってたっけ。
確かに・・・。
ティコムーンのお二人に引続き、イノトモさんの歌声も
透明感があって涼やかですわ。
外の暑さのことなんて、すっかり忘却の彼方へ。

おおはた雄一
本日のギターは、さっきのバンドのときから引続きジャズマスター。
例の、町田で買ったと言ってたヤツだったかなー?

「まだステージにトーベンさんの気配が残ってるから」
と言いながら、お茶目で振り切れたソロをアドリブで
随所に入れてくる。
そのトーベンさんは2階席から見守っておられましたよ。

セトリが熱かったなぁ。

すごい人たち
いつもあなたは奪ってゆく
サカナ
波間にて
Prayer

『いつもあなたは奪ってゆく』は、怒りのベクトルを持った歌。
まぁ、一人にしてくれ、とか、こっち来るな、みたいなことを
さらりと軽やかに歌ってる曲もあるので、
特別に珍しいわけでもないのだけれど。
ただ、この曲ではストレートに怒っているわけじゃないところが
余計に、その憤りが強調されていて、
ひえぇぇ~っ!と肝が縮み上がるような凄味を感じる。
・・・なんてのは、私だけかもしれないなぁ。
でも、そこに痺れるのよね~。
いつもふわふわした佇まいのおおはたくんが、
ギュイーンと鋭角な刃物のようにとんがる瞬間が、たまらないのだよ。
とくに最近は、その鋭さが増してきてるような気がする。


栗コーダーカルテット
ジョーズのテーマやらダース・ベーダーのテーマという
お馴染みのセトリ。
もちろん「ピタゴラスイッチ」もね。
リコーダーやウクレレで演奏するだけで、
なぜ、こうも緊張感が無くなるのか・・・不思議なものである。
脱力系のサウンドに、ニヤニヤしてしまう。
低音担当の関島さんがいい味出されてましたよね。

WATER WATER CAMEL
トーベンさんが、今一番好きなバンドだと紹介していたので、
とても楽しみにしていたのである。
とにかくビックリしたのは、ウッドベースのメガネ男子の
男前度!(←そこかっ)
オーランド・ブルームが弾いてるのかと思ったわ。(←言い過ぎ!)
肝心の音の方は、フォーキーで爽やかなサウンド。
・・・って、熱のないコメントでごめんなさい。
いやー、オーランドに釘付けになっとったもんで、他の記憶が・・・。
ははははは・・・(←笑って誤魔化す)


最後は出演者総出で『自転車に乗って』
高田渡さんのじゃなくて、ジプシー・ブラッドの方。
私もあまりよく知らないのだけれど、前にも
トーベンさんが歌っていたから、聴いたことはあるという曲。

まぁ、細かいことは抜き。
ステージの上でひしめくように立ってる出演者の皆さんが
本当にいい表情されてて、そこにグッとくるのだ。
“とーべん祭り”の名はないけれど、とーべん祭りそのもの。
トーベンさんの居るところには、
いつもミューズの恵があるのだな~、とつくづく思った。

そんな素敵な1コマをパチリ。





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