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2014年12月8日月曜日

フラカン結成25周年『シリーズ・人間の爆発スペシャル』@HEAVEN'S ROCK 宇都宮 VJ-2

フラカン結成25周年 ~ほぼ対バンtour~
『シリーズ・人間の爆発スペシャル』
12月6日(土)HEAVEN'S ROCK 宇都宮 VJ-2
w/ザ・ビートモーターズ 
open17:30/start18:00
前売¥3600(税込/ドリンク代別)



家を出た瞬間、「寒いーーー!!!」と首を縮こめたまま駅まで。
と、そのまま電車を何本か乗り継ぎ、宇都宮へ。
やっぱり、めっちゃ寒かったー。
あまりにも寒かったので、ライブ前の餃子タイムに
焼酎のお湯割を一杯いただいちゃった。
どーしても、ビール飲む気にはなれなかったもんなー。

今回の「ほぼ対バンツアー」はその名のとおり、
ツアー全20公演中、3本だけワンマンで後は対バンなのだが、
そのうち、私が行った、又は行く予定にしているのが
ワンマン@徳山、W/ビートモ@宇都宮、ワンマン@高崎、の3本。
対バンは、今回の宇都宮だけということになってしまった。
基本的にワンマンが好きってことなんだよ。
でも、好きなバンドとの対バンっていうのは、嬉しい。
つまり、ビートモさん好きってことで、宇都宮へやってきたのだ。


いつもの辺りにイン。
つまり、ジョニーくん前。
そういえば、振り返ってみると、ビートモさんも
いつも上手側で観てる気がするなぁ。ジョニー前多し。
フラカンとの対バンで観ることが多いからかな?
好みのタイプは断然、ギターの木村くんなのに、おかしいなぁ。
そう、その木村くん、髪が少し短くなったせいか、
また男前度が上がっておったよ。

秋葉くんは安定した厚苦しめのボーカルがいい。
後で竹安先生が「ムダなアレンジが多い(いい意味で!)」と
評していたけれど、あらゆるロックへのオマージュが詰まってる
・・・らしい。
私はほら、ロック偏差値低いから、詳しいことはわからないけど、
70年代のブルース・ロック的な泥臭さは感じるし、
そこがビートモのカッコいいところなんだよね。

これも、後で圭介が言ってたし、ブログにも書いてたことけど、
もっと人気が出てもいいバンドだよなぁ、と。
うーん、売れるって難しい・・・。

秋葉くんの「新曲をやります。すごくカッコいいのを」というMC。
デデデデ、デデデデ・・・というベースから、
「ヤングフラワーーー♪」と、聞き覚えのある曲が・・・。
『ホップ ステップ ヤング』のカヴァーを演ってくれた。
ちゃんと原曲キーで、最後の転調もアリで。
うーん、秋葉くんのボーカルが素晴らしい。

「ツアーに秋葉つれていって、転調した後を歌わせよう」
なんてことを圭介が言うとったな。


さて、フラカン。
対バンだと持ち時間が短いので、早めにエンジンかけなきゃね。
ってことで、ハープが鳴り響き、『ドッチ坊主~』でスタート。
圭介がハープ吹くと、キュッと血管がしまって血圧が上がる。
(基本的に低血圧だから、心配しないでね)

個人的に2回目の『地下室』で、
やっぱり「大事なもの」は「自分の中にはない」ことを再確認。
他の部分の歌詞もちゃんと知りたいんだけど、
音源の発売まで待つしかないね。

転換のときに、ドラムパッドのチェックをしてたから、
『エンドロール』を演ることはわかっていた。
けど、その前に『また明日』のイントロが鳴って、どきり。
~「さよなら」なんて言葉はもう消えてなくなれ
この歌い出しの言葉は、人が生き続けるかぎり、
重みを増していくばかりで、軽くなることはないだろう。
そして、ギターの音色は、聴くたびにせつなさを増していく。
私の涙腺崩壊度は『エンドロール』よりも、圧倒的にこっちなのだ。

この日が特別だったわけではないけれど、
圭介の目の力に、何度も見蕩れてしまったなぁ。
そして、これと同じ目をつい最近見たことが思い出された。
オーディエンスの胸を射抜く、強くて真っ直ぐなまなざしの奥には、
決して満たされない狂おしいほどの渇望がのぞいている。
その狂気に惹きつけられてしまう。
私がバンドのボーカリストに求めてるものは、それなのかもしれない。

ビートモについて。
竹安が「聴いてるとキュンとなる・・・」と、その胸キュンを
反芻するように遠い目をしとったよ。

Gは「苗字の前にカタカナを持ってくる名前のヤツは信用できる」
と、ベースのジョニー柳川くんのことを言ってた。
ジョニーくんは、ベースのストラップエンドのところに
スカーフみたいな布(?)をぶら下げていたんだけれど、
そういうところも「いい!」と。
Gも昔、アメリカ南部の旗を脚に巻いたりしてたらしいから、
親近感がわくみたい。

両サイドの二人が口を揃えて「ああいうバンドをやりたかった」と
言うもんだから、圭介が拗ねちゃって、
「じゃあ、ビートモーターズに入れてもらえばいいじゃないか!」
「ホントは、こんな曲やりたくないな~と思ってるんだろ?」
「俺と小西は元々こういうのが演りたくてフラカンやってるんだ」
「俺たちは夢かなってるもん、なぁ?」と、振られたミスコニは
ドヤ顔で大きくうなづいていたよ。


ドッチ坊主大会
切符
チェスト
空想無宿
なれのはて
モンキー
地下室
また明日
エンドロール
夜空の太陽
NUDE CORE ROCK'N'ROLL
俺たちハタチ族

深夜高速
真冬の盆踊り



フラカンが後輩を可愛がってるのがよく伝わってきて、
いつになく、オトナにみえた対バンだったなー。



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