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2014年12月14日日曜日

「ともすけと音楽をVol.6」@homeri

Per田嶋友輔企画「ともすけと音楽をVol.6」
12/12(金)小さな喫茶店homeri
OPEN 19:00 / START19:30
CHARGE 2,000円 + オーダー
田嶋友輔:パーカッション
湯川トーベン:ベース・ギター・うた



初ホメリ。
かみぬまくんやパンダ師匠がライブをしてたので、
その存在は知っておりましたよ。
小さいお店だとはきいていたが、こんなに細長いとは!
細長い長方形の短辺の一端がステージで、もう一端が厨房。
長編の両壁に沿うように椅子が一つずつ並べられていて、
これでギリギリ、人が一人通れる幅が真ん中にできている。

ともすけくん主催で、2ヵ月に一度の定期ライブを
今年一年続けてきたらしく、今回は今年最後の回。
その締めに相応しく、トーベンさんをゲストに招いたそうだ。
というわけで、トーベンさんはあまり喋らず、
ともすけくんがMCをして、進行していくのに対して、
適当に合の手(というか、チャチャ)を入れる感じで。

今回はマイクを使わず、全て生音でのライブ。
この提案はともすけくんの方からだったみたいだけど、
セットリストについても、全部ともすけくんが
考えたものらしい。

ともすけくんが、トーベンさんとの出会いについて話しはじめた。
そのときのライブ、私も観ていたよ。
仰木さんのバンドでドラム叩いてたのが、ともすけくんだったんよね。
このとき、突然トーベンさんに振られて、ちゃんとできなくて、
グダグダになっちゃったことが悔しかったみたい。
でも、その後、Irish Modern projectで、とーべん祭りに誘われて
すごく嬉しかったようだ。

とにかく、トーベンさんに対するリスペクトの気持ちが
ボタボタと溢れ出てて、聴いてるご本人はとても照れくさそうで、
すぐ話の腰を折るようなチャチャを入れていた。

考えてみれば、トーベンさんの弾き語りを聴くのは8月以来。
なんということだ!
あれこれ被ったり、被ったり、被ったり・・・だったからね。
ということもあり、トーベンさんの歌に痺れまくった。
ともすけくんとのアンサンブルが素晴らしかったので、
その魅力がさらに増幅されたのだろう。

実は、いまだによくわからないのだ。
なぜ、こんなにトーベンさんの鳴らす音楽に感動してしまうのか。
いい曲だから?
演奏が上手いから?
声が好きだから?
フレーズがカッコいいから?
すべて“YES”ではあるけれど、それだけではないのだ。
もっと大事な“何か”がトーベンさんのライブにはあるのだ。

ぼんやりと私が感じるその“何か”を言葉にしようとすると
「優しさ」ということになってしまうのだが、それも違う。
それより、もっと力強く、もっと凛としてて、
もっとふんわりと柔らかく繊細な“何か”を表す言葉を
誰か私に教えてくれ。


今日のアコギは、ギブソン。
そして、2部の最初の2曲は、SGベースが登場。
(MCでもジャック・ブルースに触れてたけど、
追悼的な意味を込めての楽器選択だったのだろうか?)
ドラムとベースで歌ものを演るというのは異色な感じだが、
ともすけくんから、ベースを弾いて欲しいという
リクエストがあったようだ。

先週、子供ばんどで見たときには、(SGベースの)
ルックスがイマイチだなんてことを思ってしまったけれど、
トーベンさんが座りで抱えている姿は、
たいへん良い眺めであった。
VOXの小さいアンプで鳴らしていたけれど、
低音も十分、なかなか迫力のある音が出ていた。

トーベンさんのベースが、いかに凄いかということを
ともすけくんが、一生懸命、説明しようとしていたのだけれど、
すぐに話を脱線させるように持っていかれてしまったので、
最後はなんだかよくわからなくなっちゃったな~。
まぁ、実際に聴けばわかることなんだけど、
一緒にステージに立って、その背中を見ながら一緒に演奏すると、
その感じ方も、もっと圧倒的なんだろうなぁ・・・と。

なんと、ビートルズの『Day Tripper』は、
ともすけくんがボーカルを!!!
しかも今日は、生音、マイク無しだし。
思わず「がんばれ!」と、応援したくなっちゃった。
年下の男の子に激弱な私なのである。
・・・って、男の子なんて失礼な言い方しちゃったけど、
間もなくお父さんになるんですと!
おめでとうございます!!

トーベンさんは、リハとは違うことしたりして、
共演者をちょっと困らせたりするのが大好きな人なの。
これで、若手のみなさんは鍛えられるわけだ。
ともすけくんも、何度もそういう目に合ってきているので、
ずいぶんと強くなったんじゃないだろうか?
トーベンさんのスパルタ方式に、踏ん張って、
喰らいついていくさまが頼もしかったもんね~。
(まるでスポ根みたいな描写だけど、音楽の話だよー)



どこまで行こう
朝からゴキゲン
フォークロック
暗闇坂むささび変化(はっぴいえんど)
~ドラムソロ~
お月さんが笑ってる
天国行きのバス

珈琲
Day Tripper(THE BEATLES)
パナヌファ
夕暮れのうた
ドライヴ
バンドマン・ブルース



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