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2012年8月1日水曜日

奇妙礼太郎@commune

Live at commune
奇妙礼太郎 ソロライブ
2012. 7月31日(火) 下北沢 commune
open 20:00 / start 20:30くらい
charge 2000円(wiz 1dk)



25名限定という狭小スペースでのライブ。
それでも、leteより、ずっと広々としてたけどね。

ぱっと見渡したところ、私が最年長だと思われたので、
なるべく目立たないようにコソーっと気配を消して座っていた。
そして、当り前のように奇妙くんが、ウロウロしてて、
いかにして、さりげなく自然にチラ見するかという・・・。
だってぇ、近くで見るの初めてなんだもん、ドキドキするよねー。
ミーハーでごめんなさい。

何に興味があるって、背の高さが気になる。
すごい小柄な人なのかな?と思ってたんだけど、
そんなことなくて、たぶん、普通に170センチ前後なんじゃないかなぁ?
それと、これは予想どおりだったんだけれど、
顔が小っちゃいんだ。
ステキ。

最近気付いたのだけれど、
顔から首の連続的なラインが美しい人に弱いらしい、私。
つまり、顔が小さいとか、首が太いとか。
さらに、ヴォーカリストが顎を上げて歌ってるときの喉元に
たまらない色気を感じるのですよ。
そう、私、首フェチなんですわ。



スモールサイズのアコギ(リトルマーティンかなぁ?)で弾き語り。
休憩を挟んだ二部構成で、前半はしっとりと聴かせる感じ。
一曲目の『天王寺ガール』で・・・やられた。
ノックアウト、いきなりのK.O負け。ズキューン!と射抜かれた。
最初に買った音源の一曲目がこれで、それを聴いたときと同じ衝撃が走る。
いや、それより何倍もの威力だったかもしれない。
一応、マイクは立っているものの、ほとんど生声だったから。

圧倒的な歌の存在感。
ぐさぐさと心に突き刺さって、息が止まりそうになる。
そして息を詰めたまま、涙が溢れないように目を見開いて、
目を閉じて歌う奇妙くんをじっと見つめる。
体は固まったまま、足でリズムをとることすらできないでいた。

きっと、他の人も同じように奇妙くんの歌に惹きこまれていたんだろう。
会場の空気が、丁寧にアイロンをかけたシーツのようにピーンと張っていた。
エンケンのライブのときの静寂にも似ているけれど、
あそこまでの緊張感ではなくて、もう少しフワッと柔らかい空気。
所謂カリスマ性とは無縁なところに彼は居る。

 切り裂くようなリズム 爆発するようなメロディー 
という歌詞があるのだが、
今あなたが歌っている歌が、まさにそれですよ、と伝えたかったな。
そんなことはとっくに承知しているかもしれないが。

その『あの娘に会いにゆこう』や『スイートソウルミュージック』
アルバムに入ってる曲は、音源とはまったく違ったアプローチ。
バンドの演奏を弾き語りで演るのだから、変わって当然なんだけれど、
それだけじゃない。
そのときだけしかない“今”を映し出して歌っているのだろう。

タワレコのインタビューで、死んでもいい、という気持ちで
ステージに立っていると言っていたけれど、
1ステージの1時間とか、30分とかいう時間を生きているというより、
1曲ごとに生を吹き込み、そして果てているように思える。
いや、もっと短い2小節とか4小節という単位なのかもしれない。
短く切り取られた刹那に生の灯火を激しく燃やし尽くそうとして
“過去”も“未来”もなく、果てしなく繰り返される“今”を歌う。
彼が歌うのはそんな歌。

前のライブのMCで、
ライブ前にお酒を飲むのをやめていると言っていたのだが、
「1年ぶりぐらいで、飲んで演ってます」と。
いい感じの酔い加減だったね。
酔いどれのブルースマンみたいな雰囲気がカッコよかったもの。
しかし、素面でその雰囲気が出るのなら、飲まない方がいいと思うよ。
これは老婆心ですがね。

途中までしか出来てない、書きかけの曲をいっぱい演った。
ほぼ、ワンコーラスくらいは出来てるみたいだから、
そんなに苦労しなくても曲の形になるんじゃないの?と思うのだが、
「ここから5年くらい進んでません」とか言っていた。
それでも「人前で演ることが大事!」ってことらしい・・・。


休憩の後、ゲストでサックスのUJ氏が登場。
トラベルではT.SAX吹いてたけど、手にしているのソプラノ。
このUJ氏のソプラノ・サックスがちょうど奇妙くんのキィと合うのか、
すごくバランスが良くて、とても気持ち良かったなー。
『SWEET MEMORIES』とか『赤いスイートピー』とか。

MCもUJ氏がいることで、奇妙くんがやりやすそうだった。
基本的にツッコミ体質というか、Sキャラというか、
誰か言葉を投げられる相手がいる方が喋りやすいんだろうね。
だいたいの関西人は、漫才的な会話法を刷り込まれて育つからね~。

アンコールは『ルージュの伝言』
歌い出してすぐに歌詞をとばしてしまって、あれれ?という感じで
仕切り直し。
「ほんまに自分がこんなことされたら、最悪やんなー」とか言いながら。

バンドで歌う奇妙くんもハジけてて、楽しくて、いいのだけれど、
弾き語りになると、その凄味がダイレクトに伝わってくる。
痛々しいくらいにピュアでむき出しのソウルを感じてしまうのだ。
ああ、奇妙礼太郎、おそるべし。



あっ、ひとつ書き忘れたけど、
奇妙くん、ギターもお上手でした。(当り前か)



もひとつ。
奇妙くんは、本当に才能のある稀有なシンガーだと思うのだ。
超売れっ子のスーパースターになる可能性も感じていて、
だから、このキャパで見られるのは、今のうちだけかもしれない。
迷ってる暇はない。
興味がある人は、今のうちに奇妙くんのライブ、観といた方がいいよ。

2012年7月30日月曜日

天月@STORMY MONDAY (2012/07/27)

7月27日(金) 横浜 STORMY MONDAY
天月(Vo.&Ba.湯川トーベン、Vo.&Gu.田中"ヤッチ"裕千、Dr.向山テツ)
Open19:00 / Start20:00
charge/3000円+2ドリンク



前日まで、会社関係でガタガタ&ゴタゴタしていたのが
やっと落ち着いた金曜日。
そんな労いの意味もあったのであろう、
上司の「ちょっと一杯行くか?」の誘いを無情に断った私。
「部長の顔見てるより、好きな人の顔を見たいので」
とハッキリと言ったわよ。
まぁ、なんと可愛くない部下。



顔を見る為、というのはちょっと違う。
本当は、好きな人の奏でるステキな音を聴く為に、
またもや、えっちらおっちらと横浜まで出向いたのである。
遠いーー!

でも、これくらいの距離を乗り越えてやってくるだけの価値は充分。
昼間はフジロックに恋焦がれるあまり、
とめどない妄想を呟いたりして、気持ちを苗場に飛ばしていたのだが、
この時間だけは、ここにいて間違いなく幸せを実感した。



セッティングは、音小屋のときとまた変わってて、
下手がヤッチさん、上手がトーベンさん。
私はヤッチさん前の席。

トーベンさん、髪切ってたね。
もうねー、いつ見ても素敵。
プレベを持った姿なんて、神々しくて直視できませんわ。
・・・ウソ。
かなり不自然な(正面はヤッチさんだから)首の角度になろうとも、
がっつりと拝見させてもらいましたよ。

毎度のことだけれど、最初の音出しでぶっ飛ぶ。
でかっ!!
爆音だってことは、百も承知してるはずなのだが、
その覚悟を超える爆音っぷりにドッキリさせられてしまうのだ。

ぞくぞくする思わせぶりなギターのイントロは『もっと』
ひょっとして、ライブで聴くのは初めてかも。
かっこいい。

どうも、マイクにビリビリと電気が走っているらしく、
トーベンさんの唇が接触して、ややのけぞる、なんてことが何度か。
「電気には強い方なんだけどな~」って。
そうよね~、600ボルトの男だもんねぇ。

「暑いから暑苦しい音楽はやめて、
ハワイアンとかボサノバとかやろうかー?」とトーベンさんが言うと、
ヤッチさんがボサノバ風ギターを弾きはじめ、
トーベンさんがそれにのせて、即興で歌い出したその歌詞が
「朝から晩まで~」・・・(!?)
なんか聴いたことあるよ、その歌詞・・・。

結局その後も、暑っ苦しいぃぃ爆音ロックが轟きつづけたのだ。
暑苦しいの、大好物ですから!たまらんです!

バンドっていいよな~。
あのメンバー同士が交わす視線、笑顔。
いい表情してるんだよね、ときめくわ~。
トーベンさんもヤッチさんも、ノってくると顔で弾いてて、
どっちも目が離せなくて困ったよな~。

ヤッチさん前の席だったので、かなりの至近距離でギタープレイを拝見。
いやー、カッコいいわ。
カッティングの切れがいいのに柔らかい。
手首のグニャグニャ加減が、最高なんだなぁ。
でもって、ワウ。
あの高速ワウペダルも、職人技チックで惚れ惚れしてしまう。

ぶっといビートは、ジャブを浴び続けてるようで、徐々に効いてくる。
終演後の「腹筋つりそう!」という私の言葉は、
最高の賛辞のつもりなんだけれど、なかなかわかってもらえない。
だって、あんなのお腹にグッと力入れてないと、
ふっ飛ばされちゃうじゃないか!と思う私は、オカシイのだろうか?



そういえば、この前のKBC(子供ばんどチャンネル)で、
「私が死ぬまでカッコいいトーベンさんでいて欲しい」
と書いた私のメールが読まれ、それに対しタニヘイさんから
「よぼよぼになって、カッコ悪くなっても愛してやらなきゃ」
というコメントを頂戴して、その通りだなーと他人事のように思ったのだが。
たぶん、大丈夫だよ。
トーベンさんはよぼよぼのクソジジイになったって、
カッコいいに決まってる。
たぶん、じゃない、確信した。

年をとって、容姿から“若さ”という魅力的な要素が削げ落ちてしまうと、
そこに露わになるのは、その人そのもの、その生き様なんだよね。
だから、バンドマンとして誇りを持って生きているトーベンさんは、
どんだけよぼよぼになったとしても、絶対カッコいいはずだし、
愛せますよ、タニヘイさーん!
(その頃、自分がしわくちゃのババアだってことは棚上げ!)



そういえば、なぜか今日は女子率が高く、男性は3、4人だった?
なんか私が行くときって、いつも女子率高いような気がするけど。

そんな少数派のオッサン達に捧げるかのように、
アンコールはお馴染みの『オッサンの歌』(←勝手に命名)だった。
「オッサン!」「オッサン!」とそれぞれ指差されたりして、
オッサンにジェラシーだったわ。
私もオッサンになりたいっす!

2012年7月23日月曜日

寿司 天ぷら 芸者 桜富士山

ついに、フラカンのNewアルバムが正式に発表になったね。
10月3日発売「ハッピーエンド」

何?この思わせぶりなタイトルは?
普通なら、これがラスト・アルバムになるのか!?
みたいなことをチラッと邪推してしまうところだけれど、
今のフラカンじゃ、それはあり得ないないから、
ヘンな心配はしないけれど。
それにしても、らしくないタイトルだから、
いったいどんな仕上がりになってるのか、非常に楽しみ。




さて、誰が喜ぶのかわかりませんが、
奇妙礼太郎トラベルスイング楽団のNewアルバム
「桜富士山」のレビュー(みたいなもの)を書いちゃうぞ!
ま、そんなのが書きたくなるほど気に入ってるということよ。
気になっている人は、ぜひお買上げ下さい。


これより以前に私が聴いていた音源は、ライブ盤で、
それを聴いて惚れ込んで、初ライブに乗り込み、
そこで更に夢中になってしまって、今日に至るわけだ。
つまり、ちゃんとしたスタジオ録音の音源を聴くのは、これが初めて。
そんなわけで、奇妙くんが丁寧に歌っているな~、というのが第一印象。
ライブだとフェイク入れまくりだからね~。























1. E列車で行こう~イントロダクション~
とびきりワクワクさせてくれるオープニング。
奇妙くんの語り口が、なんか可愛い。

2. わるいひと
先行でPVが公開されてたので、すでにお馴染み。
イントロのベースから始まって、ホーンセクションも、ピアノも、
すべてが小気味よい演奏。
女歌を歌う奇妙くんに萌えますわ。

3. 桜富士山
これはライブで聴いて以来、サビが頭から離れなかったんだよね。
ライブでは、もう少しテンポアップしたアレンジだったんだけれど、
こちらは、情感を押し出した聴かせる曲に仕上がっている。
けど、エンディングのフェイド・アウトは、なんか勿体ない。
もっとアウトロをたっぷり聴かせてもいいのでは?

4. 出発しよう
地味だけど、昭和感に溢れた名曲。
美しく覚えやすいメロディー。
中村八大的世界観に、坂本九的直球ストレートの歌唱で
挑んでいる奇妙くんに男気を感じる。

5. あの娘に会いにゆこう
シンプルなエイトビートのロックンロール。
歌詞の雰囲気と、奇妙くんの押さえ気味の淡々としたヴォーカルが、
なぜかブルーハーツの匂い。
聴けば聴くほど、ヒロトが歌ってる姿が目に浮かんで仕方がなく、
ひょっとして私の知らないブルハの曲のカヴァーなのか?
と、クレジットを確認してしまったわ。
もちろん、トラベルのオリジナルだったんだけれど。

6. 風の王国
これも珍しくストーンズみたいなブルース・ロック。
このロックなテイストに絡むホーンセクションがカッコいい。
自転車で疾走するという歌詞は、どうしても、フラカンの
『丑三つのライダー』を思い出してしまうんだよな~。

7. Baby~夜が明けるまで~
しっとりとしたバラード。
キャバレーだったら、間違いなくチークタイムだね。
さりげなく入ってるギターの音色が好き。キュンとなる。

8. スイートソウルミュージック
ノリの良いファンキーなグルーヴにのせた切ないメロディーが
胸を切り裂く。
徐々に盛り上げながら、エンディングへと登りつめていく感じが
とてもエモーショナルでエロい。
ライブだと、もっとヒートアップして激熱なので、
トーンをグッと落としてる分、録音の方がさらにエロいかもしれない。

9. SWEET MEMORIES
あっ、これも女歌だね。
聖子ちゃんのカヴァー。
ホーンが映える曲だね~。
こんなこと書くと怒られるかな?オリジナルより断然いいよ!
英詞の部分を歌ってる杉瀬陽子さんも素晴らしい。

10. 喫茶アラジン
これは、鍵盤のパクシンさんの作詞作曲。
(他の曲は、複数メンバーで作曲したものに奇妙くんが詞をつけている)
個人的にちょっと苦手なパターンの曲。
細かい描写が連なった、小説的な歌詞が苦手なのだ。
言葉ばかりに気をとられてしまって、音楽が入ってこなくなちゃうの。
アコーディオンの音色とか、アレンジは好きなんだけどね~。
それでも結局は、奇妙くんの歌の力でねじ伏せられてしまう私なのだが。

11. はずれた九時のブルース
仮タイトルは『はんぶんしんでる』だったらしい。
メイキングの映像の中で、メンバーがそう言っていたから。
その仮タイトルどおりのヘヴィなブルース。
なんだけど、演奏は逆説的な陽気さで。
そのヤケクソ気味にハジけてるところがいい。

12. スキット音頭~ジャズはアメリカ・ニューオーリンズ~
これは、まぁオマケみたいなトラック。
とにかくバンドの楽しそうな雰囲気が伝わってきて、
思わず、顔がニヤけてしまうな。
こういうトラックがあるというのは、バンドが上り調子だという証。

2012年7月21日土曜日

若すぎてなんだかわからなかったことがリアルに感じてしまうこの頃さ

なんだか無気力モードの一日を過ごしてしまった。
まぁ、たまにはいいか。

先週の日曜日に、例の10万人集会のデモに行ってきたので、
そのことを書こうと思ってPCの前に座ったんだけど、
書けないんだよね~。
ライブレポと同じトーンで書いてしまっていいものか、どうか。
私が感じたことをどう伝えればいいのか、わからない。
もっと正確にいうと、何を伝えたいのかがわからないのだ。
もう少し考えてみることにする。





奇妙礼太郎トラベルスイング楽団のNO MUSIC,NO LIFE?の
メイキング映像が上がってた。



これを見て、奇妙くんの歌に惹かれる理由がわかった気がする。
それこそ私の感じたいものだから。

あっ、新譜、とてもいいよ。
そのうち、勝手に全曲レビューとか書いちゃうかも。
そんなニーズがあるかどうかは関係なく。





ツイッターなんてものを始めてしまって、
便利ではあるし、情報も早いし、ツールとしてはいいものだと思うのだが、
どうもイカン。
依存度が高くなり過ぎてる気がする。
自分のTLを追いかけるのに時間がとられ過ぎなんだよ。
手が空くと、ついチェックしてしまうし。
やばい、やばい、こりゃ依存症だぜ。

そんなわけで、今日は敢えて、ツイッターを放置してみた。
未読ツイートが200を超えてたので、読むのがイヤになってしまった。
いいや、追いかけるのは、ヤーメタッ!
さらっと流れていってしまうのがツイッターのいいところだもんね。

空いた時間で、本でも読むとするか。

2012年7月20日金曜日

仲井戸"CHABO"麗市×BAN BAN BAZAR@南青山MANDALA

とぼけた顔して バン・バン・バン
仲井戸"CHABO"麗市×BAN BAN BAZAR
東京・南青山MANDALA
2012年7月18日(水)開場18:00/開演19:00
全自由 ¥6,700(税込/ドリンク代¥700込)



ちょっと出遅れてしまった。
店に入ると、ほぼ満席で、なんとか空いてる席を見つけたものの、
かなり、ステージが見えにくい。
仕方ないな。
CHABOにしても、バンバンバザールにしても、私なんかより
熱心なファンの方たちが大勢いらっしゃるのだから。
私は隅のほうで、ひっそりと音を楽しませてもらうことにしよう。
と、視界不良問題は棚に上げてしまった。



まずは、バンバンバザールから。

富永さんが脱退してしまって、二人体制になったバンバンは、
ライブの都度、サポートを入れる形でやっていくみたいね。
で、今回のサポートメンバー(福島社長曰く、派遣社員)は、
Perc.朝倉真司さんと、G.佐藤克彦さん。

とにかく、このサポートのお二人の演奏が見事。
素晴らしい、の一言に尽きる。

佐藤さんのギターは変則チューニング。
開放弦でジャラーンと弾いても、きれいな和音が鳴っていた。
そして、スティールギターも弾いていた。(ぜんぜん見えなくて残念)
すっごく心地よい音色だったなぁ。
職人的ギタリストだね~、いいわ~。

CHABOさんも褒めていたけれど、福島社長の声が、たまらなく好き。
そういえば、福島さんが喉の手術をしてから初めて聴く歌声だった。
ぜんぜん変わってなくて、安心。
どちらかというと、ハスキー度が下がったような気がする。
前より声の通りが良くなったかも。

福島さんのギターの弦が切れてしまい、
「弦張ろうかー?」と佐藤さんが申し出てくれたので、
その間、黒川さんのトークのコーナーになった。

黒川さんは福岡の出身で、しかも、ゲットー的な場所で育ったらしい。
近所にすごく立派な“事務所”があったとか、
マシンガンの弾の跡があったとか、
福岡ってそういうところなのですか?

『明るい表通りで』はスタンダード・ジャズのカヴァー。
この曲、大好きなのだ。
いつ聴いてもホロリとしてしまうなぁ。

バンバンのライブは本当に楽しい。
今日の客いじりも、最高に笑わせてもらった。
こういうところが、ライブバンドの腕の見せ所だからね~。
抜群の安定感。
バンバンのライブにハズレなし、だな。



CHABOさんのソロのステージは初めて。
一番驚いたのは、MCで何度も奥様のことに触れていたこと。
CHABOさんが愛妻家だというウワサは、よく耳にするけれど、
本当なんだなーって思った。
そう思うと、ますますCHABOさんがステキに見えてきた。
なんと、カッコいい年のとり方をしていることか。
奥様が羨ましいわ。

CHABOさんは、決して上手いヴォーカルではないけれど、
何を歌ってもCHABOの歌になる。
『空に星があるように』が、とくに良かったなぁ。
けっこう音域の広い歌で、低音を出すのがしんどそうだったけど、
ウマイ、ヘタ、を超えて、心に染みた。
紛れもないブルースがそこにあった。

新曲と言ってた『やせっぽちのブルース』が、これまた染みた。
そう、CHABOさんはブルースマンだよね。

若々しいのは、ルックスだけじゃなくて、
CHABOさんの奏でる音が、瑞々しいのはナゼなんだろう?
歌も、ギターのリフも、ご本人が言うように「重たい」のに、
どこかエヴァーグリーンな香りがする。
CHABOさんの中にいる少年が、ちらちらと顔をのぞかせているのだ。



アンコールは、当然ながら全員のセッション。

CHABOさんと福島さんはウクレレ。
佐藤さんは(よく見えなかったんだけど、たぶん)ミニギター。
曲は「ウクレレ キヨシロー」に収録された
『いい事ばかりはありゃしない』
このレコーディングの為に、CHABOさんはウクレレを買って練習したらしい。

福島さんはCHABO大好きオーラ全開で、少々緊張気味だったかな?
二人は出身が新宿ということで「新宿兄弟!」と呼び合っていた。

アンコールといいながら、実質的には今日の第二部といった趣で、
た~っぷりと時間をかけて、4,5曲くらいやったかな?

そして、ダブルアンコールは『赤い河の谷間』
原題は『The Red River Valley』だけれど、福島さんが歌ったのは、
音楽の教科書にも載ってた邦訳バージョン。

このときばかりは、ステージ上が見えなくて悔しかった。
水の流れるSEが聴こえるので、???と、
前の人の頭の隙間を見つけてのぞきこんだのだが、
朝倉さんがボウルのようなものを使って音を出しているようだが、
肝心なところは見えなくて、なんだったのかわからず。
最後にタオルで手を拭いていたから、
本物の水を使ってたことは間違いないのだけれど。
あれは、そういう楽器なのかな?

最後に5人で並んでご挨拶。
何度も何度も、上手にも下手にもアリーナにも2階席にも頭を下げて。



店を出たのは、10時半をまわっていた。
たっぷり演ってるなー、とは感じていたけど、3時間半も!
お腹いっぱいになりましたよ。

路面には水溜りがいくつもできていて、
かなり激しい雨が降ったことがわかった。
素敵な雨宿りだったなぁ。

2012年7月18日水曜日

水津宏☆還暦までのカウントダウン(笑)Vol.10 ファイナル!!@THE LIVE STATION

水津宏☆還暦までのカウントダウン(笑)Vol.10 ファイナル!!
2012年7月14日(土) 目黒 ライブステーション
WILD FLAG / M.J.Q / 頭脳警察 / 快進のICHIGEKI
opening Act:DESTROSE
Open 17:00 / Start 17:30
adv. 4,000円 / door. 4,500円


この日、九州からtokageさんが来るというので、
一緒にライブへ行こうと約束していたのだ。
私の妄想カレンダーが初めて役に立った瞬間だったのだよ。

長丁場のイベントのようだから、ユルユルといきましょう
ということで、途中から入場。
初めてのライブハウスなので、ちょっとドギマギ。



快進のICHIGEKIは、最後の1曲だけ聴いた。
ヴィジュアル系になるのかな?
よくわかんないんだけど、ヴォーカルの男の子が可愛かった。
若くて、ツルっとしたお肌してるし。
なんといっても意気のいいのが良かった。



M.J.Q
念願の初M.J.Q。

私が前にミチロウさんを観たのは、去年の緊急ナイト。
3.11から数日しか経っていなかった。
あのとき、ミチロウさんはメイクもしてなくて、
薄暗い照明の中に立って、とても悲しそうな顔をしていた。

そのことを思い出してしまったせいか、
あの恐ろしげなメイクをしているミチロウさんを見ても、
何かを憐れんでいるような悲しそうな顔にしか見えなかったな。

ミチロウさんの言葉は、胸に突き刺さる。
とても鋭利な刃物のような歌。

キュウちゃんは、シャツの胸元がはだけていてセクシー。
ドラムは凄まじい迫力だった。
『Sha.La.La.』のドラムソロなんて、特に。

私はヨコロコのキュウちゃんしか知らないので、
バースデーのときはどうなのかわからないんだけれど、
気迫が違う。
(あっ、ヨコロコのときに手を抜いてるってワケじゃないよ)
ミチロウさんの存在感の大きい歌に共鳴しているのかな。
ときに殺気立つほどの鋭さで、痺れましたわ。

実は、初めてで楽しみにしていたのが、山本久土さん。
手元どころか、ギター本体もチラチラッとしか見えなかったのだが、
あれはオベーションなのかな?
サウンドホールの形が変わってるやつ。

ワイルドな風貌で、ベースライン的なパートを弾いていたり、
吼えるようにコーラスしたりと、縁の下の力持ち的な役割りなんだな。
とてもカッコよかったな~。



転換中はステージに幕が引かれていて、
MCの人が出てきて、トークで間をつないでいた。
こういうイベントは、この転換の時間が長くて
一人だと間がもたなくなっちゃうんだよね~。
まぁ、今回はtokageさんが一緒だったので大丈夫だったけど。
あっ、MCの方の話もなかなか面白かったよ。



WILD FLAG
満園兄弟と山本恭司さんのスリーピース・バンド。
エンケンのライブで、満園兄弟のカッコよさに魅せられてしまったので、
すごく楽しみにしていたのだ。

幕が開くと、英二がドラムの椅子の上に立ってた。
上半身裸で!
キャーー!そんなバンドだったの?
いやいや、決して嫌じゃないよ。
その嬉しそうな、ニカーって最上級の笑顔にまず射抜かれた。

そして、庄太郎・・・男前すぎる。
音が鳴る前に、そのルックスだけで、かなり持っていかれたよ。

ああ、恭司さんはねー、なんか素軽いんだよね。
飄々としてるというのか、良い意味で“大物”感を出さない人。
ギターの弾き方も、難しいことを軽々とやってのけてる感じ。

指フェチ師匠は、恭司さんの指に釘付けになってたらしいけど、
私は庄太郎ばっかり見ちゃった。
だって、指弾きなんだもん。
萌えるわ~。

MC担当は庄太郎なんだ!?
と、ちょっと驚いた。
こんなに喋るキャラだったとは知らなかった。
しかも最初、ずっと「~ぜぃ」と、スギちゃんノリで喋ってたし。
笑っていいものなのかどうか、躊躇してしまったわ。
黙ってれば、クールな2枚目で通るイケメンなのに・・・。
いや、そのギャップがいいのかもしれないな。

ハードロックの定石どおりな展開の曲が多くて、
コール&レスポンスもバッチリだし、わかりやすい、ノリやすい。
もう、楽しくって仕方ない。

最後に大きい旗(=フラッグ)を
オーディエンスの頭上を掠めるように振リ回すという演出がニクイ。
これが楽しかったんだよね~。
上に手をのばして、はためくフラッグに触るの。
4、5回くらい頭の上を通過したかな~。
一種のアトラクションだな、あれは。

いやー、楽しかった。



頭脳警察
幕が開くと、PANTAさん(ギターは左利き)が立っていた。
トシさんはパーカッション。

PANTAさんを生で観るのは初めて。
思ってたより厳つくなかった。
もっと、おっかない顔した攻撃的な人というイメージだったんだよね。

MCも、アジテーション的なものを予想してたんだけれど、
フランス革命の話を取り上げたりはするものの、
話し好きなオジサンといった雰囲気で、案外和やかで面白かった。

今日は、頭脳警察、改め「WILD POLICE」ってことで、
満園兄弟がサポートに入る。
ギターには、快進のICHIGEKIのヒサオくん。
ヒサオくんが、快進のICHIGEKIの名前も入れて下さいというので、
「快進のWILD POLICE」になったんだったっけ?

どうしても、PANTAさんよりトシさんに目がいってしまう。
PANTAさんの横に並んで立って、シンセ・パーカッションを叩いているのだが、
トシさんが、こんなにハジけた人だとは知らなかったわ。
エンケンバンドでドラム叩いてるときは、エネルギッシュだけど、
もっと渋く落ち着いてて、ぜんぜん違うんだよね~。
あのエンケンの猫踊りに、ワン!と犬になって絡んでいく姿は、
たしかにハジけていたんだけれど、
頭脳警察のときは、そのまんまずーっとハジけっぱなしでしたわ。

雄叫びのようなコーラスに、ダンサブルな動き。
メンバー紹介のとき、PANTAさんが
「パーカッション・・・じゃない、ダンサー石塚俊明」と紹介するほど。

一番若手のヒサオくんを気遣って、
何度も「ヒサオー!ヒサオー!」と名前をコールして、
ギターソロを、もっと弾け、もっともっと、と促すPANTAさんがステキだった。



アンコールは、ミチロウさん、恭司さんも出てきた。
そして、本日の企画の主役である水津さんも登場。
本当に70年代のヒッピーそのもののファッションの人だったよ。
今日が還暦のお誕生日ということで、
こんなスペシャルな出演陣が揃ったわけですね。
ステージの上が信じられないくらい豪華なことになってて、
思わず笑っちゃったわ。

えーっと、この水津さんという方は
ミチロウさん関係のライブの企画等を手がけている会社の
社長さんだそうですわ。
ぜんぜん存じ上げなかったので、ググっちゃったよ。

で、『コミック雑誌なんかいらない』で、
この信じられないくらい豪華な面子が、ぱーっと盛り上がって終了。

水津さんの人徳のおかげで、こんなスペシャルなライブができたわけで、
私たちは、そのおこぼれにあずかって、楽しい思いをさせてもらったね。



その余韻に浸りながら、オバちゃん二人連れは
夜の街へと消えていったのである。