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2010年8月16日月曜日

フォークの爆発@SHIBUYA PLEASURE PLEASURE<後編>

そして第2部。

ブルースっぽいセッションからスタート。
前半のゆるい感じとはうって変わって、渋くカッコいい。
ブルースでは一段と竹安ギターが冴えるよね。
そのまま曲のイントロへ。
ええーっと、なんだったけ?このかっこいい曲は?
・・・
「さわるな」でした。


そして、マンドリンが登場。
竹安くんが、買ったとブログで嬉しそうにしてたヤツね。
さて、演奏は・・・と・・・、
竹安くんが「あっ」と言って消えた。
どうやら、譜面を忘れてきたらしく、取りに戻ったみたい。
さっき、圭介に「普通、ちゃんと曲順並べてファイルするよね」
と言われてたけど、たしかに竹安くんだけ、
譜面をバラで持っていたもんね。

で、曲は「夕焼け」
ちょっぴりノスタルジックなこの曲にマンドリンの音が映えるね。
マンドリンを一生懸命弾く竹安くんの姿は、
背中を丸めてて、おじいちゃんみたいだった。

「深夜高速」
竹安くんはそのままマンドリンで。
圭介のハープが入る。
曽我部さんがプロデュースのアコースティックVer.ね。
そして、まさかのボーカル回し。
圭介→グレート→ミスター→竹安 と。
マエさん、ミスコニのコーラス部隊は良しとして、
た、竹安、がんばれっ、と見てるこちらが緊張するよね。
しかも、慣れないマンドリン弾きながらだから余計にね。
心配だったんだろうか、圭介も歌ってた。


カバー曲コーナー!(と勝手にコーナー化する圭介)
マエさんのリクエストにより、キャンディーズ。
「暑中お見舞申し上げます」

ここまで、ずっと座っていた圭介が立ち上がった。
これ、Youtubeで50回くらい見て覚えたんだよ。
と、振り付きで。
もおぉぉぉ、可愛いよぉぉ。
41才のちっさいオッサンが、
キャンディーズを振り付きで歌ってるんよ。
ランちゃんに負けじと「んんっん~」て、可愛く言うのよ。
どんだけ、キュートなんだっ。
とかいいつつ、涙出るほど笑ったけどね。
これは、ええもん見せてもらいましたよ。
マエさんも
「まさかここまで鈴木がやってくれるとは思わんかった」と、
感心していたよ。


「プライマル。」
イエモンのカバー。
トリビュートアルバムに入ってるやつね。

「ヒコーキ雲」
たぶん、フラカン史上、最も売れたシングル。
しかし、ライブじゃ滅多にやらない。


またまた、カバー曲コーナーー!
やっぱり夏といえば、ね。
あっ、たぶん、みんなが今思った人じゃないよ。
と、チューブのモノマネがしばし繰り広げられる。
しかし、チューブではないらしい。
聴いてのお楽しみということで、曲名を伏せたまま、
演奏が始まった。
圭介が歌い出しても、ええっとー、なんだっけ?
この昭和な匂いプンプンの歌謡曲は・・・、と思い出せない。
で、サビに突入。
美しき人生よ~って・・・ああ、松崎しげる?
「愛のメモリー」であった。

圭介、熱唱っすよ。
本物の松崎しげるに負けず、声出してたよ~。
その熱さが、可笑しいだよなぁ。
立ち上がってステージ前方へ出てきて、歌っていた。
本当は、客席へ下りていって歌いたかったみたいだけど、
だって、階段がないんだもん、って。

夏といえば、しげるだよね~。
あんな黒い人いないもんね、だって。


じゃ、次の曲で最後。
客席から「ええーっ」の声。
とかいって、ホントはほっとしてるんでしょ?
・・・なんか、その台詞つい最近聴いたような気が。

「君のこと」
この曲も大好きなので、嬉しいな。
これもなかなかライブじゃやらないもんね。
けど、愛のメモリーで熱唱し過ぎちゃったもんだから、
圭介、喉が・・・。
ハリキリボーイズだからなぁ。



そして、アンコール。
もう、10時過ぎちゃってるから、サクっといくよって。

「帰り道」
これまた、地味に良い歌。
私も大好きで、鼻歌率が高い1曲。
歩きながら口ずさむのに調度良いリズムなのだよ。

最後はもちろん「サヨナラBABY」
ラーララー、とシンガロング。
そして、ついに圭介が客席へ下りてきたよ。
通路際のお客さんと握手までしてた。
けっこうステージ高かったから、うまく戻れるかなぁと
心配して見てたんだけど、見事にでんぐり返し決めて、
きれいにフィニッシュしたね。

これにて終了。

会場を出たら10時15分。


本当に、お疲れさまでした。
ふだんと違うことやるわけだから、緊張してたと思う。
とくに前半のレア曲シリーズは、見てる側もハラハラの連続。
マエさん、苦笑の連続・・・てな感じだったよね。
ま、そういうのが新鮮で楽しかったんだけど。



MCも、他にもたくさんあったんだけどな。

ジブリ作品で何が一番好きか、とか、
ミスタードーナツのイントネーションの話とか、
ミスコニは昔“牛”“ビーフ”と呼ばれてた、とか、
ステーキの焼き方は「適当に!」とか、
いろいろ盛りだくさんだったんだけど、書ききれない。

ちなみに好きなジブリ作品は・・・。
圭介=トトロ、竹安=ナウシカ、
小西=カリオストロ(宮崎監督ではあるけど、ジブリじゃない?)
グレート=不明(あんまり観てないみたい)

だそうです。


2 件のコメント:

  1. レポ堪能しました~。
    長丁場、竹安の言うみたいに、
    テンピュール座布団が必要かもしれないですね。
    さわるな ブルージーですね。聴いてみたいです。
    暑中お見舞い申し上げます、愛のメモリー、
    カバーもいちいちツボです。
    突発的に買ったマンドリンは、
    早速使われていたんですね。
    そう考えると、ライブの内容っていつ決まるんでしょうね?
    グレート並にハラハラしながら、
    読ませていただきました。
    ありがとうございました。

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  2. >tokageさん
    毎度毎度コメントしていただいてありがとうございます。
    私の拙い文章じゃ、半分もオモシロさが伝わってませんけどね。
    フォークの爆発は、ボーナストラックみたいなもので、通常盤との対比が楽しいです。
    本人達も楽しんでいて(めちゃくちゃ苦労してる人もいるけど)続けていくみたいなので、そのうちtokageさんちの方でも観られると思いますよ。

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