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2010年9月10日金曜日

フラワーカンパニーズ/OKAMOTO'S@レッドクロス

まず、お詫び。
ライブに行く前に書いた記事で、
まるで、どしゃぶりの雨が降ってる最中に、
出かけようとしているような描写がありましたが、
あれは、ウソです。
実は、投稿予約でUPしたので、雷雨があったのは
午後3時頃のことなのです。
都内にいらっしゃった方なら、ご存知かと思いますが、
午後6時頃には、傘がいらないくらいになってました。
遠いところにお住まいの方には、いらぬ心配をかけてしまったようで、
たいへん反省しております。
心よりお詫び申し上げます。





紅布 The 7th anniversary After Party Series
フラワーカンパニーズ/OKAMOTO’S
2010/09/08 新宿レッドクロス
開場19:00・開演19:30
前売:\2500(ドリンク別)・当日:\2800(ドリンク別)




レッドクロスは良いハコだ。
キャパのわりに、ステージ高があるので、どこにいてもよく見える。
圭介サイズでも、大丈夫だよね。



まずは、OKAMOTO'Sから。

ホームだからね、伸び伸びとやってる印象。
演奏はカッコいいし、乗せ上手だし、言うことなし。
汗だくになりながら、踊りたおしたよ。

前回の広島では、残念なことに、レイジが見えなかったので
そのリベンジを果たすべく、ガン見してやる~という勢いだったんだけど、
あまりにもショウが目の前でアピッてくるので、
ついつい、そちらに目を奪われてしまったわ。
ショウのパフォーマンスは、いつもにも増して堂々としてて良い感じ。

それにしても、近い。
みんなのお肌がツルツルなところまで、確認できた。

ハマくんも、ヒゲと眼鏡のせいで老けて見えるけど、
近くで見たら、お肌がつるんとしてて、めちゃめちゃ可愛かった。
ほぼポーカーフェイスなんだけど、たまにニコッと笑うとキュートでね。
ベースプレイは、相変わらずの安定感。

レイジは、こちらも相変わらずの暴れダイコ。
途中で立ち上がったり、片足上げて足の裏を見せたり、めちゃくちゃ。
そこがいいんだけどさ。
そんなレイジの自由奔放なドラムに、ブレずについていくハマくん、すごい。
超クール!超絶グルーヴ!

そして、スペシャルゲストで、ようこさん登場!
コーラスでレコーディングにも参加してる
THE WHOの「The Kids are Alright」
ハマくんもコウキも、ようこさんが来てくれて嬉しそうだったなぁ。
もちろん、ようこさんも。

10代で、こんなに完成されちゃってていいんだろうか・・・。

あまり良くない意味で「小さくまとまってる」ってよく使うけど、
彼らは、大きくまとまってるから、末恐ろしいのだ。





レッドクロスは、転換のときシャッターが下りてきて、
ステージが見えなくなるんだけど、
ドラムをセッティングしてる音が聴こえてきて、
ああ、これ、キュウちゃんなんだよな、とボンヤリ考えていた。

シャッターが上がって、いつものSEが流れる。
なんかドキドキしてくる。
いつものワクワク感だけじゃない、ちょっと違った感情が入り混じる。
憧れていたモノがついに手に入るという瞬間、
でも、もし、期待を裏切られたらどうしようという一抹の不安。
そんな感じか。

竹安くん、キュウちゃん、マエさんが出てくる。
一呼吸おいて圭介。
キュウちゃんは緊張した面持ち(に見えた)。
こちらも緊張感が高まってきたよ。

今年の夏始めて聴く「最高の夏」で幕開け。
やっと聴けた。
大丈夫、キュウちゃんのドラムは、どっしりと、安定している。
フロントの3人も調子良さそうである。

2曲目でいきなり「恋をしましょう」ときた。
なんかもう、不安がったり、心配したりしながら、
この場所にいるのが馬鹿らしくなってくるような盛り上がり。
あっ、キュウちゃん、ちょっとだけコーラスしてたよ。
ずっと注目してたわけじゃないけど、
このときだけだったんじゃないかな、歌ってたの。
トゥットゥル トゥールル トゥール~

最初のMCで、ミスター小西のケガについて、説明と謝罪。
OTODAMAの打ち上げで骨折したとのこと。
で、これからのライブをどうするか、3人で相談した結果、
選択肢は3つ。
ライブを取り止めるか、誰かにドラムをお願いするか、
あと一つは何だったけ?
とにかく、そのとき3人の頭に浮かんだのはたった一人。
誰よりもフラカンのライブを見ている男。
「キュウちゃん、ありがとう!」という声が客席から。
ホントありがとう、だよ、とマエさん。
今日はキュウちゃんじゃない、ミスタークハラだから、と圭介。

歌は竹安くんより知ってるらしいミスタークハラ。
それにしても、リハは1日しかなく、
一応5時間押さえてあったんだけど、結局3時間で仕上がったとか。
さすが。

ちなみにマエさん(社長)曰く、「今、フラカン調子いいから」
だから、ライブはやりたかったようです。
9月いっぱいの予定は、キュ・・・ミスタークハラのサポートで。
10月以降は、ミスコニの状況を見ながら、とのこと。
ただ、基本的に取り止めることはしない方向らしい。

ミスコニは間が悪い、という話。
小学校の卒業アルバムの集合写真は上の隅にハメコミ。
その理由は・・・骨折!
しかも、学校に内緒で休んでスキーに行って折っちゃったんだよね、
と、珍しく竹安くんが話に入ってきた。
今日は、なんだかいつもとテンションが違う気がするな。

でも、レコーディングが終わってて良かった。
ちゃんと11月3日に発売しますから。
ただ、ジャケットをまだ撮ってないんだよね。
ミスター小西の顔写真は、隅にハメコミますからね。
と、言ったときの圭介、ちょっぴりドヤ顔になっていた。

新曲「チェスト」やっと聴けた。
すごくいい!
フラカンらしくてイキのいい曲。
tokageさんの予想どおり、
チェスト!のアクションは空手チョップでしたよ。

終身刑の決めポーズは、“K”。
ミスター小西のK、ミスタークハラのK、竹安堅一のK、
鈴木圭介のK、前川昌彦の“こ”・・・だそうですよ。

「元少年の歌」を聴いていて、わけもなく、ぐっときた。
あれは、何だったんだろう。
圭介も竹安くんもマエさんも、キュウちゃんを気遣いながら、
ファンをガッカリさせないように、
懸命にがんばってるのが伝わってきたんだよね。
大人だって泣くぜ・・・






 最高の夏
 恋をしましょう
 ドッチ坊主大会
 ロックンロール・スターダスト
 チェスト
 終身刑
 夏の空
 元少年の歌
 深夜高速
 脳内百景
 真冬の盆踊り
 YES,FUTURE
En.
 サヨナラBABY




圭介の動き、キレがいい。
今日は、クルクルと回るのが気に入った様子。
たまによろっとしてたけど、いっぱい回ってたよな。
肋骨は、もうほとんど痛まないらしいよ。

「深夜高速」の間奏のときだったかな、
モニターに足かけて、オーディエンスを見つめるというより、
睨みつけるに近い迫力ある表情で、じぃーっと見渡す。
目に狂気を宿していて、しびれた。

全体的に、圭介のパフォーマンス、キレキレだったのだ。
何かを吹っ切ったような荒々しさと、
狂気を孕んだ妖しい色気をごちゃ混ぜにして、放っていた。
その視線に私のハートは射抜かれたのだ・・・ズキューン!

メンバー紹介。
ギタリストー!竹安けんいちー!
楽屋に居ると、キュウちゃんがいて、ようこちゃんがいて、
ヨコロコみたいなんだけど・・・不思議な感じです、とさわやかな笑顔で。

いつもは、8割方、圭介の方を向いてギターを弾く竹安くん。
今日は、ドラムの方見ながら弾いてる姿を何回も見た。
いつもより燃えてるように見えたのは、私だけか?
吼え顔、頻発してた気が・・・。

ドラーム!ミスタークハラー!
緊張してますって言ったっけ?言わなかったっけ?
9月いっぱいサポートでやりますので、よろしくお願いしまーす。
いえいえ、こちらこそ、よろしくお願いしますよ、と心の中で頭を下げた。

ベース&リーダー!グレートマエカワー!
11/3にニューアルバム出ますので、よろしく。

ボーカル!鈴木圭介!!

ここで息を飲んで、圭介の声を待つ。
いつもなら「4人揃ってフラワーカンパニーズ!!」という圭介の声を合図に、
ライブ終盤へと雪崩れ込んで行くんだけど・・・。

「脳内百景!!」という曲名コールから、あの妖しげなイントロへ。

そうかぁ。
ミスコニが復帰するまでは「4人揃ってフラワーカンパニーズ!」は、
お預けなのだな。
そう思うと胸がチクリとした。

本編途中に「真冬の盆踊り」というのは珍しい。
あの途中でグダグダするところとか、意外と呼吸を合わせるのが
難しいのかもしれないな。

アンコールは、オカモトズはコウキ以外の3人と、ようこさんも出てきて、
「サヨナラBABY」
圭介が「ミスター小西に捧げます!」と言ったのを
「それは、まずいやろ」とようこちゃんが突っ込む。
で、相変わらず、レイジとハマくんは、マエさんに懐いていた。




今まで、フラカンのライブで、ドラム
・・・というかミスコニに注目したことって、ほとんどなかった。
ごめんね。
だから、ミスタークハラのフラカンを見て、聴いて、始めて気が付いた。
4人揃ってフラワーカンパニーズ!という言葉の重み。

キュウちゃんのドラムはパワフルで重たかった。
それが悪い、というわけでは、もちろんないよ。
ただ、私の聴き馴染んできたフラカンの音とは、別物なんだよね。
ミスコニの軽快なドラムの音と優しいコーラスの声が恋しくなった。



次はベリテンで、ミスタークハラの勇姿を拝んできます。
きっと、回を重ねるごとに、バンドの一体感が出てくるんだろうけど、
「もう息ぴったり!キュウちゃん、すごい!」となる前に、
ミスコニに帰ってきて欲しい。

2 件のコメント:

  1. ありがとうございます!!!!
    鳥肌立てながらむさぼるように読みました。
    いいい、忙しい日ではないのですか?大丈夫ですか?
    とかいう私は仕事の合間に書き込み女。

    大きくまとまってるOKAMOTO'Sですね。
    ようこさんも出たんですね。
    それで、ようこさんの貼り紙があったのか!
    もうフラカンなんだか、ヨコロコなんだかわからんですね。
    そしてフラカン。
    最高の夏、SETSTOCKを思い出します。
    チェスト!はやはり空手バカ一代でしたか!
    発想が同世代だなぁ。
    けいすけのドヤ顔、竹安吼え、
    ああ…目に浮かびます。
    けいすけの狂気は「もっと狂え」「突き抜けろ」という、
    私のアドヴァイスを聞いたかのもしれません。(妄想)

    ミスタークハラの音は重い、コーラスは力強い。
    小西のあのひっそりとリズムを支えるドラムが、
    やっぱりフラワーカンパニーズですね。
    キュウちゃんはBirthdayとヨコロコとMJQでみることにします。

    長文失礼しました。
    本当に本当にレポありがとうございました。
    ベリテン・レポも楽しみにしてます。

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  2. >tokageさん
    拙いレポですが、喜んでいただけて嬉しいです。
    客観的に見ることができないので、私の主観、思い込みが入りまくってて、実際とは違ってることも多々あると思います。
    でも、圭介はキレがありました。
    本当にtokageさんの声が届いたんじゃないかと思ってしまいました。
    ベリテン、心配してた雨は大丈夫そうですので、
    暑さ対策を怠らず、楽しんできますね。
    レポは気長にお待ち下さい。

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