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2010年11月4日木曜日

チェスト!チェスト!チェスト!~20回くらい聴いてみた

今回、発売前からいろいろと露出が多いし、
『感七』のPV見せられ、メンバーは「最高傑作!」とか言っちゃうし、
聴く前に相当不安を煽られて、ドキドキしながら、聴いた。

1曲目の『感情七号線』が流れて、やっぱり、それはザワザワと
心が波立つ音がしてて、せつなかった。
で、2曲目『元少年の歌』が始まったら、
なんだかお馴染みの音で、ほっとした。

知らない異国に放り出されて心細くて泣きそうだったのが、
気心の知れたご近所のお兄さんに偶然ばったり
出会ったような安堵感。
もちろん近所で会うときとは違う、よそ行きな格好してて。
このお兄さんがいい人で、その後ずっと一緒に旅してくれる。
・・・というような感じ。
この感じ、伝わるかな?




フラワーカンパニーズというバンドは、
そのとき置かれている状況とか、気分とか、雰囲気とかが、
わかりやすくアルバムに反映されるバンドだ。
だから「マンモスフラワー」は明るくて伸びやかでエネルギッシュだし、
「怒りのBONGO」はやけっぱちで、負のパワーに満ちていて、
「たましいによろしく」では、自問自答を繰り返しながらも、
自分自身や周囲に対する寛容さを見せている。
(あくまで、私が受ける印象だけど、的外れではないと思う。)

ニューアルバムの「チェスト!チェスト!チェスト!」は
どうかというと、不思議と若返った印象を受ける。
なんだか瑞々しいんだよね。
なんでだろう、4回目のTEENAGE DREAMに突入したということなのか?
もっと聴きこんで考えてみなければ。




・・・というわけで、いろいろと御託を並べてみたけれど、
要するに私はこのアルバムがけっこう好きみたいだということ。

4 件のコメント:

  1. ほぼ同じ時間にアルバム感想UPしてました。
    伝わります。
    一曲目で途方に暮れそうになって、
    段々「なんだフラカンさんやないですか」とホッとしました。
    ラララが一曲目だったらなぁと個人的に思いました。

    アルバム印象は私も同感です。
    「発熱の男」は病んでるけど、生きようと歩き出そうと必死です。

    チェスト!×3は爽やかなおっさんソングスになってますね。
    4回目のTEENAGERは健康的なのですね。

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  2. >tokageさん
    tokageさんのブログ読みましたよ。
    『ペダルマシンミュージック』が『父さん ケッタを貸してくれん?』のアンサーソングだったとは、気付きませんでした。
    なるほど~。

    アルバムとしての評価は、もっと後になってみないとわからないですけど、
    それぞれの曲たちは、ライブが楽しみになるヤツらばかりですよね。

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  3. サフィレット2010年11月6日 21:59

    ファンになって初めてのアルバム発売なので、本当に楽しみにしていました。でも・・・仕事帰りに直行した地元のタワレコには、ポスターが貼られていなくて残念(涙)!田舎だから仕方ないのでしょうか?スピッツが貫禄を見せておりました。
    待望の「チェスト!×3」、豪華なフラカンに驚きつつ、だんだん病みつきになって何回も聴いています。クレッシェンドでフラカンが広がる感じが絶妙!聴き終わる頃には、彼等の繰り出す世界に引き込まれています。ちなみに新参者の私でさえ、『感情七号線』はちょっと苦手。すりガラスの向こうから聴こえるような、おもはゆさがあります。まるで、酸っぱさも辛さもパクチーも少なめのトムヤムクンみたい‥‥。エビだけはかなり豪華(!)なんですけどねぇ。いつもの圭介さんの声で聴きたいな。

    ますます初ライブが待ち遠しくなりました!!4人の演奏では、新たな魅力を放つのでしょうね。思う存分大化けさせてほしいなぁ。違いを楽しめるように、しっかり聴き込んでいきたいと思いますo(^o^)o
    〈追伸〉一日一褒め・代打、お疲れさまでした。番外編・四人揃ってver.をいつかぜひ!(←しつこく期待しています~)

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  4. >サフィレットさん
    『感七』はですね、ボーナストラックだと思って聴いて下さい。
    『どっち坊主』の方が違和感ないですからね。
    エンドレスでリピートして聴いてると、本当にそういう風に聴こえてくるんですよ。
    それでも、ライブで聴いたらゴロっと好きになってしまうかもしれないです・・・というか、そうなって欲しいです。

    私の今のお気に入りは『雲の形』
    ラテンなリズムにグッとくる言葉をのせられると、たまらくなります。

    ちなみにタワレコのポスターは、恥ずかしくて直視できません。
    せっかくなんだから、もっとカッコよく撮ってもらえば良かったのに・・・と思っています。

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