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2012年3月26日月曜日

ギターパンダAGAIN! しっぽりワンマンライブ!@彦六

ギターパンダAGAIN!
しっぽりワンマンライブ!
2012年3月23日(金) 高円寺 大陸バー彦六
18:00 OPEN/20:00 START
3000円(ワンドリンク付)



急に仕事の目処がついたため、
当日になってから問い合わせてみたところ、まだいけるというので、
予約をお願いした。
開演時間が20時だし、少し残業してからでも間に合う。

そぼ降る雨の中、高円寺の駅からてくてくと歩く。
商店街を曲がって路地に入ったところにある居酒屋さん。
定員20人ということだったけど、ギュウギュウ詰め。
本当に小ぢんまりしたお店。

今回は一人だったので、食べ物は注文しなかったのだが、
メニューを見てると、なんだか美味しそうな品が並んでいたので、
今度はライブなしで呑みに来てもいいかもなぁ。



店の入口から、ギターパンダ登場。
お客さんに手を引いてもらってマイクのところへ。
ステージは、お店の一角の畳敷きになっているところ。
照明は薄暗いし、あの着ぐるみで動くのはたいへんそうだ。
しかも、何か忘れ物をしたらしく(たぶん、ピック)
取りに戻ったりしてた。

気を取り直して、再びギターパンダ登場。
マイクスタンドとハイハットの位置を調整したり、
なかなか段取りがたいへんんなのだなぁ。

自己紹介の歌からスタート。
実家の住所を番地まで言っちゃってたけど、大丈夫なのかな。
好きな食べ物が「茶碗蒸し」だって。
なんだか、ホッコリするね~。
好きな乗り物は・・・「ロックンロール」!!!
ス テ キ !

今日もまだ冬のような寒さで、そうなると室内は暖房を効かせるから、
パンダさんにとっては、キツイらしい。
というわけで、早々に脱皮。
うーん、それでもまだ暑いだろうけどね。
脱いだパンダの頭は定位置のギタースタンドへ。
このパンダの顔、見れば見るほど怖いんですけど・・・。
こっちに向けなくていいよ~。

セトリはニューアルバムの曲が中心。
大好きな『お尻ブギ』も聴けた。
ブギのリズムは気持ちいいなぁ。

もうひとつ、これも大好きな『無職の人』も。
「喰わしてください 一人分くらいは~」というところがいい。
どーも、どーも、ごっつぁんです、と頭を下げておられましたよ。
いえいえ、どーいたしまして。

そうそう、今回は、ウクレレも弾いてた。
ウクレレで『トランジスタ・ラジオ』と『17才』を。

で、野球拳。
畳の上は滑りがよく、野球拳の振りがやりやすいことを発見。
「いいねー、畳、やりやすい!」とはしゃいで、
JBになったり、マイケルになったり。
それを引き摺って、カルピス・プレスリーのはずが、
マイケル・ジャクソン風味の「Fu~!」を連発してた。
『とばせロック』のコール&レスポンスでも、
「Fu~!」って。
もう、ノリノリで可笑しいから。

『一歩さがってロックンロール』もコール&レスポンスが楽しいな。

もちろん『新しい町』も演ったよ。
「ガイガーカウンター片手に~」というアイロニカルなフレーズは
のりをさんのオリジナル。

えーっと、指フェチ的コメントを少々。
のりをさんの手は、ギタリストっぽくなく、ちょっと肉厚で
ぷくっとしてましたわ。
でも、ギター巧いな~、当たり前だけど。
小馴れた職人的なギター捌きが、超カッコいい。
ルックス的には全く私の好みではないのに、
どんどん男前に見えてくるから不思議。
カルピス・プレスリーの胸元が、汗でキラキラしてるのまで
セクシーに見えてきて、うっかりトキメいてしまったわ。

こういう小さいハコだと如実にわかるのが、その声量。
思ってたよりも、ずっとパワフルだったのだ。
あー、恐るべしギターパンダ。
笑いをとるだけじゃなく、
乙女(じゃなくババアだけど)のハートまで奪っていくとは。

とにかく、芸としての完成度が高いんだよな。
あれ?前も同じようなこと言ったっけ?
全国各地の小さいハコを回ってると、鍛えられるのかな。
サービス精神というものを超えて、
“楽しませる”ということに対する貪欲さを感じるわ。
本当に凄い。

「次が最後の曲です」「ええーっ」という、
永六輔のコーナーは、前に紅布でみたときには、
あまりにも長くて、もーやめてー、と思ったけど、
馴れてくると、もっともっと見たくなる。
いったいどれくらいのバリエーションがあるのか確認したくなるのだ。
これが、クセになるってことなのね。

パンダショッピングのコーナー。
パンダとおっさんTシャツは150㎝のサイズしかないので、
今日は買わなくていいです、って。
えー、残念。
Tシャツ買おうと思ってたのになぁ。
もうバンドTシャツばかり、増えちゃって困ってるくせにね。



アンコールの曲は、前も聴いたのだが、タイトルはわからない。
あと5分キスをしよう、というせつないラブソング。
素敵な歌だったなぁ。

2 件のコメント:

  1. うふふ…畳の上のパンダなんて、想像するだけで楽しいです。
    20人程度で聴くのはもったいない感じがしますが、濃密なパンダーランドには最適なんですよねぇ~。

    年度変わりはあわただしくて、20日のレッドクロスは断念することになりそうです。がっかりしつつも、どこかのパンダーランドに馳せ参じようと思います。
    ぜひワンマンで。お腹がよじれるほど笑って、抜群の演奏に聴き惚れてきたいものです。禁断症状が現れる前に、何とかしなきゃ…!

    しばらくは原人バンドが続きます。nemuriさんのライブレポを、猿ボケ封じに活用させて頂きたいと思います。楽しみにしておりますよ♪

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    1. >サフィレッとさん
      ワンマンは、見どころ聴きどころ(笑いどころも)たっぷりで、いいですね~。
      あのパフォーマンスはクセになります。
      予定調和なんだけど、笑えるんですよね~。
      次は、ぜひ一緒にパンダワールドへまいりましょう。

      原人さん達にヨロシク~!

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