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2013年11月7日木曜日

THE GROOVERS/THE TON-UP MORTORS@ROCK JOINT GB

"69 Paradise"
THE GROOVERS/THE TON-UP MORTORS
10月27日(日)吉祥寺 ROCK JOINT GB
18:30開場/19:00開演
前売り3000円/当日3300円(ドリンク別)



まずはトンアップ。
前に観たときよりも、熱かったんじゃないか?
上杉くん曰く、GBは都内のライブハウスの中でも1、2を争う
ソウルステップが踏みやすいハコなんだとか。
ステージの床の滑りがいいので、ホントにステップがキレッキレ。
超カッコイー!!

なんだかよくわかんないけど、曲の途中で、上杉くんに指さされて
「オマエを泣かすぜ~!」って言われた・・・!!!
どうやら、そういう曲らしい・・・。
そこそこノリのよさそうな見かけない顔(対バン相手のファン)を
チョイスしているのだと思われる。
そこは、フロントマンとしての営業センスなんだろうな。
上杉くんの熱い視線を受け止めきれず、笑って下向いてしまったわ。
あー、ドキドキさせられた!

熱くて沸騰しまくりのステージ。
オバサンは感動して、ウルウルしっぱなしでしたわよ。
若い(私の中では40才未満という定義)バンドマンが汗まみれで
演ってる姿に弱いのですよ。
もちろん、その熱さが独りよがりのものであったり、
私には理解不能の彼方をを向いてるようなものだったら、
感動なんてせんよ。
その熱量が、しっかりと私の肌まで伝わってこないとね。

いいバンドだなぁ、と改めて認識した。




すっかり温まったフロアに、グルーヴァーズが登場。
打って変わって、クールな佇まいの3人。
貫禄を感じるなぁ。
そりゃ、トンアップくん達と比べたら、貫禄あって当然なんだけれど、
キャリアとかそういうことじゃなくて、ここ最近のライブでは
ドシッと構えた安定感を感じることが多くなった。

安定感というと“守り”のような響きだけれど、そうじゃない。
それとは正反対の、攻めの姿勢を感じるから不思議だ。

飛んでくるサーブを容赦なく打ち返すために、
スッと腰を落とすテニスプレイヤー。
或いは、間違いなく獲物を仕留めるために、
飛び掛る間合いを計っている肉食獣。
一気に攻めに転じる手前のギュッとエネルギーを溜め込んでいる気配。
そういった種類の張り詰めた安定感なのである。

つまり、クールに見せて中身は熱いってこと。
カッコいいぜ!

聴いたことないイントロのリフ。
「ここで新曲投下か!?」と、ひとり色めきたったのだが、
『フリージア』だった。
めちゃくちゃカッコいいアレンジだった。
まさに“攻めてる”って感じ。
でもって『ARROW』だし。
うわっ、めちゃめちゃ攻め込まれてる~!
私の腹筋が、ムギューっとなりっぱなし。

ラストの前に1曲、バラードを放り込んでくるのが
グルーヴァーズの流儀。
今回は久しぶりの『Lonsome~』
一彦さんの指弾きがたまらん。痺れる。

ラストナンバーは『狂おしき~』
あぁ、せつない・・・。



アンコールで、上杉くんを呼び入れてのセッション。
あの、眩いギンギラの衣装ではなく
黒のロング丈のジャケットを羽織り、シックな装いの上杉くん。
やっぱり、私服はオシャレさんなのね~。

曲は、サム・クックの『Bring It On Home To Me』
なんか最近、やたらとあちこちのライブで、この曲聴いてるなぁ。
ずっと、「Yeah~!」「Yeah~!」の掛け合いやってる気がするわ。

先輩の前で緊張気味の上杉くんだったけど、
やっぱり歌い始めると、堂々としたもんで、
あっついソウルフルな歌声をたっぷり聴かせてくれた。



Savanna
乱気流ガール
SPEED QUEEN
欠けた月が出ていた
存在理由
無条件シンパシー
今を行け
現在地
フリージア
ARROW
Lonsome in a crowd
狂おしきこの世界

無敵の日々
Bring It On Home To Me(w/上杉くん)

 
アンコールのセッション前のMCで、一彦さんが
「その日しか観られないセッションを、これからのライブでも
どんどん演っていこうと思ってます」
と言っていたのが、とても印象に残っている。

それは、最近のグルーヴァーズを見てて、
私が感じていたことを象徴するような言葉だと思った。
やはり“攻め”の体勢をとっているということだよね、バンドとして。
直裁に言うと「ライブの動員増やしていくぜー」てことだもんね。
そういう姿勢を示してくれたことが、
ファンとして、とても嬉しかったなぁ。

グルーヴァーズには、もっとガンガン突き進んでって欲しいのだ。

♪辿り着けない場所はない 目指せ~ 目指せ~♪



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