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2013年11月29日金曜日

ヒロナリむちゃブリSession Vol.31@JIROKICHI

「ヒロナリむちゃブリSession Vol.31」
11月21日(木) 高円寺 JIROKICHI
出演:ヒロナリg/白崎映美(上々颱風)vo/伊東ミキオp/
サンコンJr.(ウルフルズ)dr/湯川トーベンb
OPEN 18:30 / START 19:30
CHARGE ¥2,700(ドリンク別)



高円寺のJIROKICHIといえば、老舗のライブハウスですわ。
いい雰囲気で、お酒が美味しく飲めるところ。
すっっっごく久しぶり(10年以上はご無沙汰してた)で
足を踏み入れたのだけれど、ぜんぜん変わってなかった。
妙に小奇麗になってなくて、安心したわ。

今回の異色の顔合わせについて。
ギターのヒロナリさん主催のセッションLIVEなので、
それぞれ個別には面識のある方々に集まってもらって・・・、
ということなのだろうと思っていたのだが、違ってた。
なんと、面識のない人にも声をかけていた!
ミッキーやサンコンは、今日が初対面なんだと!
それって凄くない!?




最初、白崎さん以外の4人が登場して、
まずはミッキーがメイン・ボーカルをとり、
その後、トーベンさんが『Like a Rolling Stone』を歌った。

トーベンさんはセンター。
本日の得物(ウェポン)は、新しい方のプレベ。
うーん、いい見晴らし!と、うっとりしてたのも束の間。
譜面台の罠にはまったことを知った。
キィィィーー!なんと憎らしい譜面台め!

今日は、トーベンさんが歌う場面はないかもしれない、と
思っていたので、とにかく歌が聴けて嬉しかった。
なにしろ、トーベンさんの声が恋しくて恋しくて仕方なく、
そろそろ禁断症状が出てきたし、歌は聴けなくても、
そのベースプレイだけでも観られればいいかな・・・と思って
JIROKICHIまでやって来たのだから。

そういえば、ベース弾きながらの『Like a Rolling Stone』は
初めて観たなぁ。

で、私、うっかりグランドピアノの真横の席に着いてしまい、
「ミッキーひとり占め!」みたいな感じになってしまって、
かなり恥ずかしかったのよ。
ミッキーがソロをとってお客さんが注目するようなシーンでは
邪魔にならないように、背中を丸めて小さくなってたのだけれど、
大丈夫だったかな?
私のせいで、ミッキーの姿が全然見えなかった
・・・という方がいらっしゃったかもしれないなぁ。
本当に申し訳ありません。

ボーカルの白崎映美さんが登場。
なんと形容すればいいだろうか・・・ナマハゲをモチーフにしたような
布の端切れを全身にぶら下げたような、奇抜な衣装とメイク。
あー、言葉では伝えきれない。
というわけで、画像を探したのだけれど、無断転載するのは
ためらわれるので、リンクだけ貼っときます。
http://www.marshallblog.jp/images/2013/11/11/120_2.jpg
http://www.marshallblog.jp/images/2013/11/11/80v.jpg

お客さんも、メンバーも、度胆を抜かれましたわ。

白崎さんも、ヒロナリさん以外の人とは初対面だったようで、
トーベンさんとサンコンには、その名前の由来を尋ねたらしい。
「どうして『トーベンさん』なんですか?」って。
「どうして『サンコンさん』なんですか?」って。
まぁ、その答えを知ってる人は知ってるだろうし、
たいして面白い話でもない(!)ので、ここでは割愛。

そして、
「ミキオさんはニックネームとか、呼び名はないんですか?」
と尋ねると、当然「ミッキー」と答えますわ。
「自分のこと『ミッキー』って…恥ずかしげもなく言えるわね」
と、ちょっと弄られてましたわ。

女性ボーカルが苦手なことは、ここでも散々言ってた。
なので、ちょっと心配だったのよねー。
上々颱風は、もちろん知っているけど、白崎さんのことは
よく知らなかったし。
しかし、大丈夫だった。
オリジナルの歌とか、洋楽のカヴァーとか、
とにかく歌詞(訳詞)が面白いし、パフォーマンスが
楽しいったらありゃしない。
さすがはベテラン、と思わせる堂々とした魅せ方で。

で、これまた私、白崎さんのカブリツキのような場所でして、
何度も私の目を見て歌ってくれたりなんかして、
白崎ファンの皆様に申し訳なかったですわ。

なんといっても、楽譜を確認するトーベンさんが新鮮で、
白崎さんの目を盗むようにして、チラチラと見ていた。
こういうセッション、あまり馴染みのない顔合わせの人達と
いっしょに音を出すこと、トーベンさんは大好きなんだよね。
ドラムのサンコンに視線をおくって、タイミング計ったりするときの
その表情の楽しそうなこと。
観ていて、キュンキュンしちゃいましたわ。

もちろん、他の皆さんのプレイも、ちゃんと堪能したのよ。

ヒロナリさんのギターはブルージー。
キレイなクリーントーン。
これが・・・ちょっと・・・私には綺麗すぎた。
もっと、ガツンと歪ませた音が欲しい場面が幾つかあったのよ。
あー、でも、こればっかりは好みだからなぁ・・・。
ギターソロはカッコ良かったけどなぁ・・・。

ミッキーのロックンロールなピアノは大好き。
ただ、近すぎて緊張してしまったけれど。

サンコンのドラム、意外と・・・なんていうと失礼かもしれないけど、
シャッフル系のリズムが得意なのかな?という気がした。
叩きはじめると、素のときより3段階くらい男前度が上がるよね。



この一夜限りのセッション、なかなか乙なもんでございました。
ミュージシャン達自身が、楽しんでいて、
その興奮がフロア全体に伝播していく感じが、いいのですよ。


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