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2014年12月2日火曜日

夜のストレンジャーズ/HONEY MAKER/hotspring@新宿レッドクロス

「TOP GEAR SHOW !!」
夜のストレンジャーズ/HONEY MAKER/hotspring
(O.A. ブラックミウラストーン)
11月30日(日) 新宿Red Cloth
Open 18:30/Start 19:00
前売¥2,200/当日¥2,500(+D代)



あれこれ書くとキリがなく、
怒涛の師走に宿題を溜めこむわけにはいかないので、
超カンタン更新とさせていただきます。



オープニングアクトは、
青森県の黒石出身、ブラックミウラストーン氏。
踊ろうマチルダさんみないな、しゃがれた声がブルージー。
アコギはガットギターだったかな?
短い持ち時間だったけど、味のある歌を聴かせてくれた。



hotspring
九州のあの方と夜ストの三浦さんが、絶賛してたので、
気になっていたバンド。
今回、三浦さんからのラブコールで今日の顔合わせが実現したらしい。
私も事前に秘密ルートで手に入れた音源が気に入っていたので、
そりゃもう、この日を楽しみににしていたのだ。

大分出身の4人組。
まだ20代半ばくらい、なのかな?
ステージに立った姿がカッコいい。絵になるな~。
そして、やたらめったっらロックンロール!
ひたむきなロックンロール愛がステージから迸ってる。
青臭く、頑なで、どうしようもなくキラキラしてて、
胸苦しいほどせつなくなって、泣けてきた。

威勢のいいロックンロールを聴きながら、
薄暗いフロアの隅っこで泣いてたアホなオバちゃんは私です。

ボーカルのイノクチくんの、濁りのないまっすぐな瞳が、
それはそれは美しくて、更に泣けた。
その瞳が、いつまでもそのままの色で輝いてくれたらいいなぁ。
思わず、そう祈らずにはいられなかった。



HONEY MAKER
サポートドラムは、元・片山ブレイカーズの大樹くんだったので
ちょっとビックリした。
京都は今、ドラマーの求人が多いみたい・・・。

正直なところ、あまりにもhotspringに心揺さぶられたので、
これで帰ってしまおうか、なんてこと考えたりした。
どんなライブも、色褪せて見えるような気がして。

それが、まぁ、あら不思議。
いや、不思議でも何でもなく、HONEY MAKERさんが
素晴らしいライブをしてくれたからなんだけど、
すごく楽しかったのだ。

前に観たときも、かっこいいロックンロールバンドだと思ったけど、
今回はそれ以上に、熱いなぁ、と感じた。
ステージからの熱量がジリジリと伝わってくる上に、
のせ上手ときたもんだから、もう踊らされるがまま。
いやー、帰らなくてよかったー。



夜のストレンジャーズ
いきなり『BACK TO THE ROCK'n'ROLL WORLD』から
スタートしたことに驚いた。
そういえば、さっきhotspringも
「ウィルコ・ジョンソン、マシンガン・ギター♪」って
歌ってたではないか・・・。
まるで、それに呼応するように、この曲が一曲目とは・・・。
ただでさえ涙腺壊れてるところに、こんなことされたら、
胸熱で息が止まりそうになる。

新曲を交えつつのセトリは、鉄板といえば鉄板なんだけれど、
やっぱり、いつも以上に熱く感じたのは、
私の気のせいだろうか?

「今日は、いい催しですね」と三浦さん。
やっぱり、好きなバンドとの対バンは嬉しいんだろうなぁ。
hospringに関しては「ファンなんです」とのこと。
「三浦雅也の中の乙女がキュンキュンする」んだそうですよ。
うんうん。わかるわ~、その感じ。

ライブ告知などは、マキ子さんの方から。
風邪ですかね、ハスキーヴォイスになっていたんだけれど、
歌うのには問題なかったようで、ひと安心。

アンコールは、まずギターの変則チューニングから。
ということはアレですよ、アレ。

三浦さんは現在断酒しているらしいけれど、
(ご本人曰く)アル中だった頃に作った『俺が便所に~』は、
夜スト初期の大ヒットナンバー。
ブギ大臣の名にふさわしいこの名曲を、この日もキレッキレの
パフォーマンスで魅せてくれた。

終わりそうで終わらない、エンドレス感がたまらん。
最後の最後、珍しくマシンガン・ギターのポーズも
さりげなくやってたよね。
なんか嬉しい。


BACK TO THE ROCK'n'ROLL WORLD
ソウルフリーター
レッツツイストアゲイン
ブギーウォーク(新曲)
水晶の夜
テレサ
あなたとシャララ
遠い帰り道
Rollin' Stone
ウォーキングブルース(新曲)
泥の川
I LOVE ROCK'N'ROLL
サムクックで踊ろう
ヤング&ヒッピー

俺が便所に行ってる間に俺のビール飲んだのどいつだ



飽くまでも私の想像だけれど、hotspringの熱演の火が、
その後に続くバンドにも燃え移ったんじゃないだろうか?
少なくとも私にはそう見えたよ。



<追記>
余りにもhotspringに記述が偏り過ぎとのご指摘を受けまして、
反省いたしました。
そう、私は夜スト目当てでライブに行ったのでした。
さんざん盛り上がっておいて、熱のない書き方になったこと、
たいへん申し訳なく思っております。

なので、ちょこっとだけ本文に加筆して、
hotspring度を薄めてみたのですが、どうでしょうか。
あんまり変わってないか・・・。



4 件のコメント:

  1. hotspringお気に召していただいて嬉しいです。
    そのあとのバンドの記述にhotspring入りすぎやないですか?…てか、お目当てのバンドの前に帰ろうとするなんて!
    バンドと一緒に年を取り、バンドはなくなり、バンドマンはいなくなり、
    これからもライブを楽しめるのだろうか…と思うこともあるけど、
    受け継がれた遺伝子をみたとき、少女に戻ってしまうことがありますね。

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    1. >tokageさん
      ご指摘を受けまして、ほんの少しだけ加筆しまして、hotspring度を薄めてみましたけど、たいして効果なかったみたいですね。
      仕方ないです。この日、私の中の乙女な部分は、全部彼らに掻っ攫われてしまったのですから。
      私の中の乙女は、まだまだ現役のようですよ。

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    2. 薄まった感…わからんですなぁ。
      しかし、悔しいので、
      来月は万障繰り合わせて行きたいです。(また平日のトンパツと思われるが)

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    3. そりゃ何がなんでも、万障繰り合わせて下さいね。
      で、物販で大人買いしてあげて下さいね。
      私もなんとか都合つけて、近いうちにライブに行くつもりですよ。

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